2017-01-01から1年間の記事一覧
第22話は、「普通の日記が書けない」。 日記を書きはじめて、多くの仲間がその日記を見て、ナオさんに「日記書いてよ」というプレッシャーがかかり、うーと唸っているときに「普通でいいから」みたいなコメントに対して出てきた「普通の日記が書けない」とい…
2017年最後のケモ(化学療法)が終わりました。 エンドレスの治療が続いている中で、こういった区切りをつけることができるのは嬉しいです。 なんとか今年も、週1回の治療を続けてこれました。主治医はもちろん、曜日が変わった時に対応してくれる同じチーム…
おもに保険商品を取り扱う企業で、営業の方向けにお話をさせていただきました。 私の場合は、病気になると思っていなかったので、適当に商品を選び、とりあえず保険に加入していました。もちろん、助かった部分もあります。 かたや、営業の方はもちろん、会…
後編が見れるようになりました。 子どものこと、仕事のこと、そして、社会とのつながりについて。 関係性が変われば自己肯定感も高まるし、「権利を与える側と受け取る側」ではなく、お互いにギブアンドテイクみたいなマインドを持って生きていくのが大切な…
死を待つという感覚。 死への恐怖。 生への執着と気力。 そんないろんな想いが率直に綴られているナオさんの日記。 www.huffingtonpost.jp 人はみな、死に向かって生きていくわけです。 その過程のなかで、ナオさんのように、冷静に自分を見つめることができ…
メットライフ生命との取り組みで実施した座談会。 4回シリーズで展開をしてきましたが、今回が最終回の第4弾。 テーマは、「治療 夫婦それぞれの支え方、パートナーへ伝えたいこと」です。 www.metlife.co.jp 男性3名、女性3名のキャンサーペアレンツの会員…
文春に載りました。 というのも、ライフネット生命のサポート、文春オンラインに「がんと共に生きる」というコンテンツが立ち上げり、その中のひとつとして、取材をしていただきました。 働きながらステージ4の胆管がんを治療している「エン・ジャパン」の西…
2月4日は、世界対がんデー。 世界対がんデー - Wikipedia さまざまな、がんに対するイベントが開催されると思いますが、有難いことに「ネクストリボンプロジェクト2018」のイベントにお声がけいただき、お話させていただく機会に恵まれました。 www.asahi.co…
メットライフ生命が運営するメディア「#老後を変える」にてインタビューをいただき、その記事が掲載されました。 www.metlife.co.jp 嬉しかったのは、キレイな写真を撮ってくれたことです(笑)。 被写体はこんななのに、それらしく見えるのはすごい技術です…
がんの告知から、2年10月が経過しました。 体調はなんとかキープできており、すぐに死ぬことはなさそうです(笑) 胆管がん(ステージ4)に5年相対生存率は、2.9%。 もう死んでいてもおかしくない病気ではありますが、最近は逆に「生かされているのでは?」…
厚生労働省が主催する「がん対策推進企業アクション」のセミナーが広島で開催され、そこで、がん当事者としてお話させていただく機会をいただきました。 <広島セミナーの開催概要> www.gankenshin50.mhlw.go.jp がん対策推進企業アクションの役割とは、 職…
がんを告知されたとき、ぼくは恐怖感とともに「孤独」を感じました。 なぜ僕だけ?みんな元気そう。僕だけなんだ。。。 そんな気持ちから、ポジシティブになれる(なったかどうかはわからないが)までには、相当程度の時間が必要であった。 治療を継続しなが…
抗がん剤治療をやめてから3ヶ月ほど。 ナオさんの心身にはいろんな変化が現れているようです。それは、ポジとかネガみたいな簡単なものではなく、表現するには難しい、心の葛藤というか、迷いみたいなものが見え隠れしています。 また、着々と終活を進めてい…
全日本自治団体労働組合(自治労)が発行する機関紙「自治労通信」。 2017年11~12月号の特集は「働きやすい職場をまざして」となっており、その巻頭インタビューに、「がん治療と仕事の両立」ということで、私へのインタビューが取り上げられました。 あり…
来年1月の日経ソーシャルビジネスコンテストでの最終審査プレゼンに向けて、様々な方にサポートいただき、準備を進めています。 もちろん、プレゼンの内容は大事なんですが、みなさんと会話をしているのは、この活動(事業)における「目標」や「ゴール」、…
日本人の2人に1人ががんになる。 日本人の死因第1位は、がん。 がんは、大変な病気です。 でもちょっと待ってください。 全員、絶対に、死にます。 1人に1人が、死にます。 時間は無限ではなく、命は無限ではなく、いつか終わりがきます。 そのことを理…
2017年11月26日(日)、明治大学中野キャンパスで行われたヒューマンライブラリーに『本』として参加させていただきました。 ヒューマンライブラリー - Wikipedia 様々な場所で行われているヒューマンライブラリーですが、はじめの参加でかつ、今回が9回目を…
非常に難しいテーマ。 世間的な印象や風潮みたいなものがあり、再婚に対する風当たりは強い。また、本人もその負い目を感じてしまう。 そして、こういったことを率直に表現できることが、ステキだなと思う。 旦那さんにも、息子さんにも、ずっと居続けること…
看護学科の学生さん約250名へ、お話をさせていただく機会をいただきました。 タイトルは、「35歳でステージ4を宣告されたビジネスマンが、看護学生に伝えたいこと」というおどろおどろしいものになっていて、学生の相当な先入観が働いていた可能性は否定でき…
昨日の日本経済新聞夕刊にて、「治療と仕事の両立」というテーマにて取材していただき、私の体験談とともに、キャンサーペアレンツについてもご紹介いただきました。 www.nikkei.com がんと告知され、手術をし、抗がん剤治療をはじめ、職場復帰できるのかは…
11月11日(土)、名古屋で2度目となる「キャンサーペアレンツの集い in Nagoya」を開催しました。 www.facebook.com 開催前日まで、天気予報では「雨」だったんですが、当日名古屋入りしてみたら、雲ひとつない『快晴』でした。 今回は、予約だけで40名を超…
「36歳の終活」という、ショッキングなタイトルですが、非常に冷静に、客観的な文章がもうなんとも言えません。 ナオさんの文章には、無駄がなく、なんかこう、ストンと入ってくるような不思議なチカラを感じます。 www.huffingtonpost.jp この写真もステキ…
11月23日号の「女性セブン」(小学館)に、キャンサーペアレンツ会員の方 3名に取材をいただきました。 3名ともに、快く取材を引き受けていただき、本当にありがとうございます。 率直に語っていただくことで、当事者の生の声が世の中に発信され、少しでも理…
こんな挑戦的なタイトルのセミナーが、「第19回図書館総合展」(パシフィコ横浜)にて開催されました。 このセミナーに、図書館にはあまり縁のない私を呼んでいただき、パネルディスカッションに参加してきました。 もちろん、がんのこと、仕事のことをお話…
厚生労働省委託事業である、がん対策推進企業アクション。 www.gankenshin50.mhlw.go.jp このプロジェクトは、がん検診率を50%を目指し、職域でのがん教育を推進していくものであり、全国各地でがんの理解を広げるために、企業向けに勉強会を開催しています…
こどもとの何気ないやりとりの中で、「がん」というものをどのように扱い、どのように接するのか。 子をもつ親であれば、避けては通れないコミュニケーションであり、非常にデリケートな問題でもある。 www.huffingtonpost.jp がん教育の必要性が叫ばれてい…
若年性乳がん患者団体PinkRingが主催する「AYA Cancer Summit 2017」に参加してきました。 www.pinkring.info www.pinkring.info nishiguchi.hatenablog.com わたしも、午前中のパネルディスカッションにてお話をさせていただきました。 AYA世代のがんには様…
ちょっと報告が遅くなりましたが、10月14日~15日に品川で開催された「日本サイコオンコロジー学会総会2017」に参加してきました。 あいにく、私自身は入院しておりましたので、キャンサーペアレンツ理事のスタッフが参加し、ポスター発表を行いました。 昨…
この言葉、良く耳にします。 私もがんになってから、もうすごい巻き込まれていった感じです。 ダイバーシティとは、 「多様性」などの意味を持つ英語。綴りは「diversity」。労働における「人材の多様さ」の概念などとして用いられる場合がある。 (実用日本…
11月4日(土)、聖路加国際大学の日野原ホールで開催される「AYA Cancer Summit 2017」。私も少し参加させていただきます。 AYAは、Adolescent and Young Adultの略で、15~39歳の思春期・若年成人世代のことです。 AYA世代のがんは、あまり社会に認知されて…