35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

がんによる離職は、図書館がくい止める

こんな挑戦的なタイトルのセミナーが、「第19回図書館総合展」(パシフィコ横浜)にて開催されました。

 

このセミナーに、図書館にはあまり縁のない私を呼んでいただき、パネルディスカッションに参加してきました。

 

もちろん、がんのこと、仕事のことをお話ししながら、図書館の話へ。

 

よく考えてみれば、働くなかで困ったことは、やはり「がんに対する理解」がないことであり、ないからこそ、わからないから怖いというパターンになる。この理解をどのように広げていくのか。

 

定年の高齢化、働き方の多様化などで、働きながらがん治療をするという方は確実に増えます。今は、がんになった人をサポートすることに主眼が置かれていますが、いかに職場におけるがんの理解を広げていくかが大きなポイントになります。

 

そのために、図書館の持つ意義は何か。

場所があることだと、わたしは考えます。

様々な可能性があります。

 

これまで、図書館という視点はなかったですが、うまく連携していけば、本当に「くい止める」ことができるようになるかもしれない。そんなふうに感じた時間となりました。

 

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開始前

 

 

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様々な企業や団体がブース出展。とてもにぎわっていました。

 

 

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主催は、NPO法人キャンサーリボンズさん。

 

 

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ドクター、社労士、雇用者、がん当事者、図書館職員など、多様な立場の方々が意見を出し合い、非常に有意義なディスカッションとなりました。

 

 

 

このような貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました!

 

 

https://cancer-parents.com