日経新聞朝刊に記事が!
3月3日に行われた日経ソーシャルビジネスコンテストのシンポジウム・表彰式の様子が、4月5日の日本経済新聞朝刊に掲載されました。
左下のほうに、キャンサーペアレンツのことも少しご紹介いただいています。
こちらには、当日の写真がたくさん掲載されています。
これからも活動を続けて、新たな話題で日本経済新聞に取り上げてもらえるように、がんばります。
キャンサーペアレンツをよろしくお願いします。
マギーズ東京の秋山センター長と対談
先日、マギーズ東京で秋山さんとお話をしてきましたが、その内容が記事になりました。
日経DUALには、過去にも取材をしてもらっており、その記事にも大きな反響をいただいていました。記者の方が、名古屋まで来て、一緒にごはん食べながら話をしたことを思い出しました。
多くの方に見ていただければ幸いです。
がんと共生アンバサダー
ネーミングの良し悪しはともかく・・・
「がんと共生アンバサダー」をスタートさせます。
これは、なにか??
保険に入るときに、どこまで理解して入るのか。
私の場合は、子どもも生まれたし、とりあえず入っておこう。みたいな感じで、病気になることを想定していなかったし、もちろん、がんになるなんて思ってもみませんでした。深く考えることもなく、医療保険、学資保険、生命保険に加入。
がんになってみて、がんのことを全く知らないことに気付いたし、がん保険にも入ってなかったし、どれだけのお金がかかるのかも知らない。まぁ、保険の営業の方も、そんなことまで想定して話はしないし、もし話をしたとしても右から左に流れていたかもしれない。
驚いたのは、がん治療は通院がベースであるということ。
がんになれば死ぬ。病院で死を待つ。そんなイメージでした。
通院が保障されていないがん保険は、あまり意味がないのかも。
そして、通院ということは、働くこともできるということ。
イメージが先行して、会社を辞めてしまわないことが大事。
しかし、これまで同様とはいかず、収入が減ったり、キャリアダウンにつながる可能性もある。
支出は増え、収入は減る。メンタルも不安定になり、家族も不安。周囲も気を遣うし、自分も気を遣う。もう大変。
これがホンネのところです。
「がんのことを知らない」ことは、なったとき(自分を身近な人も)にパニックを引き起こし、不安になる。そして、衝動で行動をしてしまい、あとで後悔する。
「がん」のことをもっと知ってほしい。
保険というものは、がんをしるきっかけにもなると考えています。そして、知ったうえで、その必要性を検討できます。
私は体験者として、がん保険に加入すべきか?と問われれば、そんなことはないと答えると思います。若くしてがんになる確率は高くなく、治療の進歩により働くこともできる。
がんのことを知っておくことは大事。
がん保険を検討することも、がんを知るひとつのきっかけです。
こちらのリンクは自由です。
多くの方に「がん」を知るきっかけとなれば、嬉しいです。
※がん保険の必要性を感じ、加入された場合には、発生する販売手数料はすべてキャンサーペアレンツへの寄付となります。
AND STORY
この会社を運営する細川拓さん。
彼はひょんなきっかけで知り合ったのですが、会ってみると僕と同じ高校であることがわかり、意気投合。この「AND STORY」で展開しているカタリストのコーナーに出ることになりました。
カタリストとは、豊かな物語を持ち、かつ今までの自分の経験を共有することで変化を求める人たちのきっかけになれればと願う人たちです。 どんな壁をどのように乗り越えてきたのか、どんな体験が人生を彩ってくれたのかが、ここにあります。 彼らが紹介するホストや彼ら自身がホストとなる体験も待っているかもしれません。
そんな私のカタリストのインタビューはこちら。
これまでインタビューとは違い、いまの僕を形成してきた過去から話を聞いていただき、結構イケてない自分に気づき、残された時間でその時を取り返すような、そんな感じなのかと、気づかれた時間となりました。
まぁ、今の世界で通用しなくても、生きる場所は絶対にあると思う。また、それに気づくチャンスもたくさんあると思う。ましてや、死と向き合わないといけないなんてことはないし、向き合っても変われるかどうかもわからないし、それが幸せかもわからない。
とにかくチカラ強く生きたい。悔い少なく死にたい。
チカラ強く生きたい。悔い少なく死にたい。生まれた時から、死へのカウントダウンがはじまり、みな死ぬのなら。
— 西口 洋平/キャンサーペアレンツ (@nishigucci) 2018年3月25日
こんなこともやりますので、ご興味があれば。
エムティーアイ社での研修
先日、株式会社エムティーアイさんの社内研修に講師として呼んでいただき、いろいろとお話をしてきました。
「ルナルナ」や「music.jp」などのサービスを運営している会社であり、ヘルスケア領域のビジネスにもチカラをいれています。
この会社に友人が勤務していることもあり、「ヘルスケア事業に関わる社員に、少しでも当事者意識を持ってほしい」ということで、僕の体験談や取り組みについて話をしてほしいとのことでした。
そして、キャンサーペアレンツの取り組みと何か一緒に絡んでいけないかということも、僕のなかでは大きなテーマでした。
非常に多くの方にご参加いただき、ちょっと熱くなって時間をオーバーしてしました。。。
参加された方からは、様々なコメントをいただきました。
西口さん、講演ありがとうございました。「生きた証」、他多数のメッセージ心にささります。私も17歳で父をがんで亡くしていることもあり、今の生き方をいろいろ考えています。、また、西口さんと同じく小さい子を持つ父でもあります。機会があればまたお話できるとうれしいです。
人とのつながりは何にも変えがたい大きな力になると感じました。大変良いお話をありがとうございました。
胸がいっぱいになってしまいました・・・ぜひ何かルナルナともお取り組みさせていただきたいです。
(今までの研修の中で)とても心に響きました!言葉にするのが難しいですが、栄養士やカウンセラーという専門職という立場から、何かしらのサポートができたらいいと思いました。”生きた証”大事ですね・・・かっこいいです。
”生きることが当たり前じゃない”というのはよく聞き感じていたつもりでしたが一つ一つの言葉がここまで身にしみたのは初めてです。前向きすぎて、がんでいることがふしぎなくらいでしたが、ここまでくるまでには想像もつかない涙やご苦労があったと思います。最高にかっこ良いとおもいました。ありがとうございました!
生き生きとやりたいことをやっている生き方に刺激を受けました。私も5年前に乳がんになったので、当時を思い出し共感しましたが、最近その頃の気持ちを忘れがちになってきているので、またやりたいことをやる前向きな思いを取り戻したいです。サービス利用したいと思います。2ヵ月後に出産を控えているのでそういう情報も発信したいです。
キャンサーペアレンツを知れてよかったです。がんへ、がん患者の方への考え方が大きく変わりました。私も子供がいる親としてもしものことを考えて日々生活していこうと考えました。キャンサーペアレンツがもっと日本全土に広まる事を願っています。
私も家族やまわりにがんを患った人、患っている人が多くいます。幸いにも、もともと抗がん剤の新薬についての仕事をしていたので、がんや治療などについて詳しくサポートすることができました。ただ、一般的にはがんに対する知識が少なく、世の中の人がもっと詳しければ違うのではないかと思っています。また社会的つながりはとても大切です。がん患者もその家族ももっと社会とつながれる世の中をつくることはとても大切だと思います。お話ありがとうございました!!
いろんな反省はありますが、本当に嬉しいお言葉いただき、役割はなんとか果たせたかなと思います。
今後も様々な場面で活動を続けていきたいと考えています。
ビジコンの打ち上げ!
3月3日に行われた日経ソーシャルビジネスコンテストの表彰式。これをもって、一旦コンテストについては終了となったわけですが、ボクのなかでは終わっておらず。
今回のコンテストのプレゼンに向けて、長い時間をかけてアドバイスをしていただいた方々との打ち上げがまだだったんです。
日経ソーシャルビジネスコンテストの運営事務局として、打ち合わせ場所も含めてご協力をいただいた、横田アソシエイツ代表で、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授の横田浩一さん、そしてスタッフの長谷部美紅さん。
メンターとして、様々な領域の社会活動に取り組んでこられた、NPO法人創造支援工房フェイス代表理事、一般社団法人ユニバーサル志縁社会創造センター専務理事などを努めておられる池本修悟さん。
池本さんにそそのかされ(笑)参加し、その後いろんなサポートいただいた、NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパンの会沢裕貴さん。
これまた、横田さんに誘われて参加し、親身になってアドバイスをいただいた、千葉大学 特任准教授、公益財団法人ちばのWA地域づくり基金 理事、リードアーツ合同会社 代表社員の片桐大輔さん。
もちろん、これらの方々以外にも、いろんな方にサポートをいただいたわけですが、このコンテストに向けてチームが結成されたみなさんとは、やはり打ち上げをしたいと思い、今回実現いたしました。
忙しいみなさんと予定をあわせるのは大変かと思いきや、すぐに決まる。
しかし、最初から最後まで一緒に入れることはなく、入れ替わり立ち替わりとなりましたが、なかなか話しが尽きず、気付けば何時間も経過していたという感じでした。
そして、みなさんが揃ったときに、写真撮影。お酒も入って(入っていない方もいますが)、いい表情です。
これからも、色んなご相談をさせていただきながら、時には甘えながら、そして、時には甘えながら、甘え続けながら、しっかりとキャンサーペアレンツの活動を前進させていきたいと考えています。
これからもよろしくお願いいたします。
ご多忙の中、ありがとうございました。
またまたお手紙いただきました!
中学校でおこなった、がんの授業。
みんなから感想文(お手紙)をいただきました。いろんな感じ方があり、いろんな受け止め方があり、いろんなコメントがありました。
これを見て、反省することもあるし、気付くこともあるし、話しをして良かったなと思うこともある。来年も来てください!みたいなコメントがあると、さすがに泣けてくるけど、頑張ろうと思える。精一杯の励ましを受けている。ぼくも精一杯伝えようと思う。
がんに対するイメージが変わりました。この何気ないコメントがめちゃくちゃ嬉しい。
100枚を超えるお手紙。じっくり読ませていただきました。
がんになることはある意味貴重な体験なんじゃないかなと思います。私の話を聞いてそんな感想を持ってくれたことが嬉しい。彼女はきっと、身近な人ががんになったときに、何かを感じながら接してくれると思います。
自分を変えたものだと思います。おー、スケールが大きい。
おばあちゃんが、がん。おばあちゃんも元気。でも、話を聞くまでは、がん患者は顔色が悪いイメージだったとのこと。
少し触れたキャンサーペアレンツのことを書いてくれた生徒も。みんなが子どもを持つようになるまで、なんとか運営を続けていられたらと思います。がんばる。
今日の話で西口さんは私の人生を大きく変えてくれたと思います。
今回もたくさんのコメントがあり、少しでもがんのことを知ってもらえたと思うし、たとえ病気になっても人生は終わりじゃないし、時間は平等だし、幸せかどうかは自分で決めるし。そんなことを感じてくれたら嬉しいなと思う。
乳がんの告知から10年
ぼくが「がん」になってから知り合った女性がいます。
箕輪恵さん(以下、めぐねぇ)です。ぼくとは同世代で、治療しながら仕事をするということについても、向き合ってきた方です。
こちらは、めぐねぇへの取材の様子が日テレで放送されたものです。
そのめぐねぇが、乳がんと告知されてから10年を迎えました。
本当は10年再発がなければ完解(かんかい)と言われる節目の年なんですが、数年前に再発がわかり、現在も治療中。ちょっと計算違いはあったものの、10周年記念として、みんなでお祝いをしようと、「恵の、恵による、恵のための10周年記念パーティー」が行われることになりました。
主役が企画し、主役が呼びかけ、主役が祝われる。なんともめぐねぇらしい。
思いつきで立ち上げたFacebookのイベントページ。
しかし、あれよあれよと人が集まり、参加者は約150名。もう、びっくり。これは、めぐねぇだけの手には負えないとなり、幹事チームが結成され、そこにぼくも呼んでいただきました。
まぁ、個人のお祝いで芸能人でもないのに、150名が集まるって、スゴイ。
中心のめぐねぇを囲んで、150名の参加者たち。これを見るだけで、ほんとうにスゴイたくさんの人がめぐねぇを慕っていることがわかる。
めぐねぇクイズ、バブリーダンス、めぐねぇから家族へのお手紙、サプライズプレゼントと、もう2時間という短い時間でもりだくさんの内容。
幹事としては、グダグダ感がありましたが、終わってみれば「良かったなぁ~」としみじみ。
めぐねぇと最後にぱしゃり。
今回は、10周年。
これから、20周年、30周年と、ずっとやっていこう!ぼくも頑張る。
こうして、支えあえる仲間がいることが、本当に大きなチカラになります。
これからも仲良くしてくださいね、めぐねぇ。
対がん協会報
日本対がん協会が発行する「対がん協会報」。
ここに、先日参加したネクストリボンのイベントの様子と、「がんと就労」に関するインタビュー記事を掲載いただきました。
月1回の発行で、660号!歴史を感じます。
2月4日の世界がんデーに行われたネクストリボンイベント。私も楽しく参加させていただきました。
裏表紙にインタビュー記事。制度も大事だけど、信頼というベースがあるからこそ、気持ちよく働くことができるよねという、当たり前の話をしています。
がん患者の就労問題については、いろいろと思うところはありますが、多くの方々の尽力により、少しずつ社会の中で前進しているように感じます。私も微力ですが、私の体験やキャンサーペアレンツの会員の方々の声をどんどん発信していきたいと思います。