35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

『#キャンサーベイ』スタートします!

キャンサーペアレンツとして、新たなサービスをリリースしました。その名も、『キャンサーベイ』という、がん患者さん向けの調査サービスです。

『キャンサーベイ』とは、cancer(がん)とsurvey(調査)を掛け合わせた造語です。

prtimes.jp

 

子どもをもつがん患者のためのコミュニティサービス「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~(https://cancer-parents.com)」は、2016年4月のローンチ以来、子育て世代や働く世代のがん患者の“声”を社会へ発信し、がんになっても子育てしやすい、働きやすい、生きやすい社会を目指して活動をしてきました。


ローンチから約3年が経過し、会員数は全国に約3,000名、会員の平均年齢は約43歳と、これまでに類を見ない子育て世代のがん患者の大規模コミュニティとなりました。

今後、より広くがん患者の “声” を社会へ発信するために、調査を通じてたくさんの方々の意見を集めるべく、医療領域のリサーチに強みを持つメディリード社とともに、がん患者向け調査サービス『キャンサーベイ』をリリースすることになりました。

がん患者さんにとって、自身の意見で社会が変わるきっかけを作れることは、患者さんの「生きるチカラ」につながっていくと確信しています。また、調査元の企業や団体などから回答への謝礼金をお渡しすることにより、子育てや治療、それに伴う収入減少などを少しでもサポートできるのではないかとも考えています。

 

これまで、子育て世代でがんになることについては、あまり取り上げられることなく、社会的にも問題として扱われてきませんでした。就労の問題については、ようやく議論されるようになってきましたが、子どもへの伝え方、家族とのコミュニケーション、親との関係性、地域との関わりかた、医療者や医療機関とのスムーズなやりとり、社会保障制度には何があるのか、性や妊よう性の問題、かかるお金と家計にやりくり、がんをきっかけとした離婚、離別後の再婚、義理の親との関係など。この他にも、たくさんの問題があります。

 

そういった様々な問題を、これまではオピニオンリーダーが発信をしてきました。しかし、これからは、そういうリーダーの意見だけでなく、「声なき声」にしっかりと耳を傾けて、問題の深いところにまでリーチし、把握し、その上で、対策を考えていけるようになると考えています。その一つは、今回リリースした『キャンサーベイ』です。

peraichi.com

 

これまでの発想では、“がん”という疾患を捉えて、医療領域に関わるサーベイのイメージが強く、我々自身もそのように考えていた傾向があります。

しかし、がん患者さんを取り巻く環境は、医療だけではありません。仕事や子育てはもちろん、衣食住、お金、家族、教育、娯楽など、生活そのものです。そういった、がん患者さんの生活にスポットを当てることも可能であり、そこからがん患者さんのリアルに触れて頂けるようになります。それが、がんというものに対する、誤解や偏見などを取り去るきっかけになればと考えています。

 

ぜひ、様々な企業や団体などとともに、この『キャンサーベイ』を進めていきたいと考えています。気軽にご相談いただければ、嬉しいです。

 

その一つのご依頼が、がん患者さんの声で社会を変えるきっかけとなり、それによる、がんという経験でショックを受けそれでも前を向こうとする、がん患者さんの生きるチカラにつながります。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

https://cancer-parents.com

 

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がん患者向け調査サービス『キャンサーベイ』

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