35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

治験に参加します

標準治療の選択肢が少なくなり、主治医からの提案もあり、セカンドオピニオンにいき、治験も含めた治療法を模索していました。

 

そこで、3年前に摘出した腫瘍の遺伝子検査を行いました。それは、遺伝子に異常があった場合には、オプジーボ(免疫チェックポイント阻害薬)の治験に参加できるというものでした。

 

しかし、結果は陰性。つまり、オプジーボの治験には参加できないということになりました(陽性と出るのは、全体の10%程度とのことだったので、期待はしていなかった)。

 

そこで、もう一つの分子標的薬の治験があり、そちらであれば参加できるとのことで、参加することに決めました。

 

そのことを伝えに、4年間お世話になった病院へあいさつにいきました。

主治医はもちろん、がん専門看護師の方も含めて、話をしました。セカンドオピニオンの前には、妻も同席をして話をしました。治療のことはもちろん、話をしにくい、最期のことまで。

 

それだけ、いつ何があってもおかしくない状況の中で、あっけらかんとした当事者を前に、多少拍子抜けした主治医の表情は、ちょっと滑稽でした。とはいえ、いよいよ準備をしないといけないのかもしれません。

 

治療は進めながらも、まずはキャンサーペアレンツのことに着手をしていきます。私が死んで、活動がなくなったら意味がないので、ここは最優先です。体制、組織、事業、そしてビジョンの明文化など。そして、家族向けの様々なこと。僕ができることは少ないんですが・・・。

 

本当に3ヵ月単位で考えていかないとと思っています。

 

そして、何よりも、日々を楽しく生きていきます。元気なうちは、とにかくいろんなことにチャレンジしていきます。

 

死ぬまでの間、あらためてよろしくお願いいたします。

 

 

 

https://cancer-parents.com

 

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