35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

日経新聞夕刊

昨日の日本経済新聞夕刊にて、「治療と仕事の両立」というテーマにて取材していただき、私の体験談とともに、キャンサーペアレンツについてもご紹介いただきました。

 

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www.nikkei.com

 

がんと告知され、手術をし、抗がん剤治療をはじめ、職場復帰できるのかは、わかりませんでしたし、頼りになる情報がなかった。あるのは、根拠ない自信と不安、周囲のやさしさと過剰な気遣い。そして、相談相手は皆無。

 

がんに対する理解が広がり、生活しやすく、仕事がしやすく、生きていきやすくなればと考えています。

 

理解を促進していくこと。これは、キャンサーペアレンツの活動の柱でもあります。

 

 

https://cancer-parents.com

2回目!CPの集い in Nagoya

11月11日(土)、名古屋で2度目となる「キャンサーペアレンツの集い in Nagoya」を開催しました。

www.facebook.com

 

開催前日まで、天気予報では「雨」だったんですが、当日名古屋入りしてみたら、雲ひとつない『快晴』でした。

 

今回は、予約だけで40名を超えており、多くの方に会えることを楽しみにしていました。

 

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まずは、全員で自己紹介をした後に、私からキャンサーペアレンツの活動報告。そして、あらためてビジョンを少しお話しました。

 

 

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その後は、みんなでワークショップ。いろんな立場の方がはいり、おしゃべり。

 

 

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お子さんはみんなでワイワイ。お店屋さんをつくってました。

 

 

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各チームから発表。いろんなテーマで、いろんな意見が出て、学びの多いワークショップになりました。

 

 

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こどもにまだ、自身の病気を伝えていない方も多く、このテーマでは真剣な会話となりました。

 

 

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家族は第二の患者。様々な悩みがあり、気づきも多くありました。

 

 

今回も新たな出会いがたくさんあり、本当に良い会になりました。そして、次回も参加したいという方が100%で、ありがたい限りです。

 

はたから見たら、「がん患者の集まり」には決して見えない。

そんなパワーにあふれた時間を過ごせたことは、私ももちろん、みなさんにとって大きな喜びになったんではないでしょうか。

 

ご協力をいただきました皆様に、感謝申し上げます。

東京海上日動あんしん生命さま、エンプロさま、ワークハピネスさま。

そして、平素さまざまなサポートをいただけているすべての方に、お礼を。

 

 

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ナオさんの日記(18)

「36歳の終活」という、ショッキングなタイトルですが、非常に冷静に、客観的な文章がもうなんとも言えません。

ナオさんの文章には、無駄がなく、なんかこう、ストンと入ってくるような不思議なチカラを感じます。

 

www.huffingtonpost.jp

 

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この写真もステキです。(ナオさん撮影)

 

 

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がんになったら頼れる相談先(女性セブン)

11月23日号の「女性セブン」(小学館)に、キャンサーペアレンツ会員の方 3名に取材をいただきました。

3名ともに、快く取材を引き受けていただき、本当にありがとうございます。

 

率直に語っていただくことで、当事者の生の声が世の中に発信され、少しでも理解が広がることを願っています。

 

また、「がんになったら頼れる相談先」として、キャンサーペアレンツを取り上げていただきました。嬉しい限りです。これに反しないように、がんばります。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

www.news-postseven.com

 

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これからも、様々な場面で当事者の「生の声」を発信していきたいと思います。

 

 

https://cancer-parents.com

がんによる離職は、図書館がくい止める

こんな挑戦的なタイトルのセミナーが、「第19回図書館総合展」(パシフィコ横浜)にて開催されました。

 

このセミナーに、図書館にはあまり縁のない私を呼んでいただき、パネルディスカッションに参加してきました。

 

もちろん、がんのこと、仕事のことをお話ししながら、図書館の話へ。

 

よく考えてみれば、働くなかで困ったことは、やはり「がんに対する理解」がないことであり、ないからこそ、わからないから怖いというパターンになる。この理解をどのように広げていくのか。

 

定年の高齢化、働き方の多様化などで、働きながらがん治療をするという方は確実に増えます。今は、がんになった人をサポートすることに主眼が置かれていますが、いかに職場におけるがんの理解を広げていくかが大きなポイントになります。

 

そのために、図書館の持つ意義は何か。

場所があることだと、わたしは考えます。

様々な可能性があります。

 

これまで、図書館という視点はなかったですが、うまく連携していけば、本当に「くい止める」ことができるようになるかもしれない。そんなふうに感じた時間となりました。

 

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開始前

 

 

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様々な企業や団体がブース出展。とてもにぎわっていました。

 

 

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主催は、NPO法人キャンサーリボンズさん。

 

 

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ドクター、社労士、雇用者、がん当事者、図書館職員など、多様な立場の方々が意見を出し合い、非常に有意義なディスカッションとなりました。

 

 

 

このような貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました!

 

 

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仙台に行ってきました

厚生労働省委託事業である、がん対策推進企業アクション。

www.gankenshin50.mhlw.go.jp

 

このプロジェクトは、がん検診率を50%を目指し、職域でのがん教育を推進していくものであり、全国各地でがんの理解を広げるために、企業向けに勉強会を開催しています。

 

今回、仙台でのセミナーにて、がん当事者としてお話をさせていただく機会をいただきました。

www.gankenshin50.mhlw.go.jp

 

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実は仙台駅ははじめてでした。大きな駅でした。

 

 

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早めに着き、もちろん牛タン。ネギみそ牛タン定食をたべ、おなかいっぱい。

 

 

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会場はライブハウス。暗めで雰囲気あります。

 

 

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大勢の方が来られ、熱気にあふれていました。

 

 

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そんな中で、「がんになっても働き続けるために」というタイトルで、30分ほどお時間をいただき、お話しをしました。

 

 

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帰る間際には、セミナーに参加された地元の方から教えていただいた「ひょうたん揚げ」を食しました。

 

 

こうして地道にでも、がんのことを理解いただくことはとても大事なことで、なかなか一段飛ばしにはいかないもの。私も微力ながら、がんの理解を広めることに尽力していきたいと思います。

 

まずは、ステージ4のがんと闘病中でも、こんなに元気な人もいるんだ、ということも大切な事実であり、そのことをショックとともに覚えてくれるだけでも大きな前進であるとも思う。

 

次回は、12月1日。広島へ行きます。

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https://cancer-parents.com

ナオさんの日記(17)

こどもとの何気ないやりとりの中で、「がん」というものをどのように扱い、どのように接するのか。

子をもつ親であれば、避けては通れないコミュニケーションであり、非常にデリケートな問題でもある。

 

www.huffingtonpost.jp

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がん教育の必要性が叫ばれているものの、やはり当事者の想いとしては、「がん」のことを教えるだけでなく、その奥にある、生きることや死ぬこと、多様性(いろんな人がいて、いろんな考え方があり、いろんな人生があり、ステキだな)というテーマにしていきたい。

 

多くの方にこの日記をみていただき、考えるきっかけになることを願います。

 

 

https://cancer-parents.com

AYA Cancer Summit 参加してきました。

若年性乳がん患者団体PinkRingが主催する「AYA Cancer Summit 2017」に参加してきました。

 

www.pinkring.info

 

www.pinkring.info

 

nishiguchi.hatenablog.com

 

わたしも、午前中のパネルディスカッションにてお話をさせていただきました。

AYA世代のがんには様々な問題があり、「病気を治す」だけではありません。どのような問題があり、どのようなサポートが必要なのか。当事者も積極的に意見をしながら、一緒に環境をつくっていくことが大事になってきます。

 

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堀部先生、小澤先生、北野先生、阿南さんという中に混じって私という緊張する構図になっています。。。

 

 

自動代替テキストはありません。

自己紹介では、キャンサーペアレンツの活動を通じて、どんなことを実現したいと考えているのかを少しお話しました。患者のアクションが、社会を変えていくこと。

 

 

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家族支援、妊よう性などでのディスカッションとなりました。

 

 

こちらのサミットの最後には、がんサバイバーのファッションショーが開かれ、そして、みんなで合唱し、ほんとにパワーあふれるイベントだと感じました。

www.asahi.com

 

 

ぼくも、まだまだ、がんばります!

 

 

https://cancer-parents.com

日本サイコオンコロジー学会2017

ちょっと報告が遅くなりましたが、10月14日~15日に品川で開催された「日本サイコオンコロジー学会総会2017」に参加してきました。

あいにく、私自身は入院しておりましたので、キャンサーペアレンツ理事のスタッフが参加し、ポスター発表を行いました。

 

昨年、北海道で開かれた同学会に参加し、学会なるものに初めて触れたわけですが、まぁ、緊張の連続でした。今回は2度目でかつ、東京であるということで、心の準備も万端だったわけですが、カラダは言うことを聞いてくれず・・・。

 

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こちらが抄録集。分厚い一冊になってます。

 

 

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キャンサーペアレンツ絡みでは、3つの演題が登録されています。一つ目は、キャンサーペアレンツで行ったオンラインアンケート結果を、テキストマイニングして分析したレポート。

 

 

 

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そしてこちらは、早稲田大学大学院の小川さんからの依頼により、キャンサーペアレンツの会員の方に回答いただいた結果をもとにした考察。

「子育て中のがん患者が病気を子どもに伝えることと親の心理的健康との関連」

 

 

 

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そして3つ目は、キャンサーペアレンツの活動報告として、こどもへの告知に関する調査について、レポートしました。

 

 

 

残念ながら、医療者でなければ演題登録ができないため、今回も大石直子さんの協力を得て、参加、発表がかないました。ありがとうございます。

 

そして、来年は金沢での開催となります。

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1年後のことはまったくわかりませんが、来年も参加できるように、日々生きていきます。

 

そして、これからのキャンサーペアレンツの活動にもご注目ください。

 

 

 

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ダイバーシティ

この言葉、良く耳にします。

私もがんになってから、もうすごい巻き込まれていった感じです。

 

ダイバーシティとは、

多様性」などの意味を持つ英語。綴りは「diversity」。労働における「人材多様さ」の概念などとして用いられる場合がある。

(実用日本語表現辞典)

とのこと。

 

ここでいう多様性、多様さとは、「それぞれの人の、その人らしさ」ということを指しているのかと思うんですが、なかなかそんな風には解釈されていないと感じます。

 

つまり、「女性」「LGBT」「病気」とか、なんかそんな状態や状況に対しての話になっていて、なんかしっくりこない。確かに、「女性活躍」とか「両立支援」みたいなものが大事ですが、それがそのままイコール、ダイバーシティではない。

 

お互いの『個性』を理解し、尊重する。目的や考えを明確にし、ともに進む。

理解できていなかったり、価値観を変えられなかったり、目的がずれていたり、そんなところには、ダイバーシティは実現しえない。

 

特徴的な状態の人だけでなく、本当の意味で、多様な人が、その人らしく、活躍できるコミュニティが大事なんだと思う。

 

個性に大きいも小さいもなく、あるのは、その人そのもの。70億人分の1人。

 

ぼくは、がんの人でもあるが、西口洋平、その人である。

 

 

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