35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

オンライン講演会

10月12日(土)に、福岡で開催された講演会。

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10月12日に飛行機で福岡に行く予定でしたが、台風19号の影響で軒並みフライトは欠航。福岡にはどうしても行くことができませんでした。

 

前日の11日の新幹線で福岡へ向かうことも考えましたが、体調が思わしくなく、その中で、6時間ほども電車に揺られる自信がなかったので、やめました。11日のニュースでは、たくさんの人でごった返す東京駅を映しており、「行かなくてよかった」と思ったのでした。

 

とはいえ、福岡は晴れており、講演会は開催されるわけです。僕がそこにいないだけなんです。そこで、私もはじめての試みである、講演会にオンラインで参加するということにチャレンジすることになりました。

 

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テレビ会議システムを立ち上げて。音声の確認をして。映像の確認をして。

福岡の会場には、数百名の方が集まっていて、熱気にあふれているとのことではあったものの、会場全体は見れないのと、私は家の個室でじっとしているので、そんな雰囲気は伝わってこず。。。

 

 

いよいよ出番。自身でスライドを操作しながら、話をしながら。現地の音声がコチラには入ってこないので、渾身のボケも、ウケているのかわからず。また、リアクション欲しいところでも、テレビ会議越しには、「シーン」としていてまったくもって感覚がつかめない。

 

まぁ仕方ないと考えて、あとはタンタンとお話をさせていただきました。もともとは1時間ほどの予定ではありましたが、オンラインで1時間は長いと考えて、30分ほどで切り上げて質疑応答で乗り切ろうと考えました。

 

30分で話を終えて、いざ質問を募ると、なかなか出てこない。これも、現地におらず、お互いが雰囲気をつかめていないが故のことなのか・・・。

 

司会者や座長のみなさんに話をつないでいただき事なきを得ましたが、初のオンライン講演会はほろ苦いデビュー戦となりました。これは、普通の講演とは違い、オンラインの場数を踏まないといけないですね。オンラインならではの見せ方や話し方がありそうです。かたや、オンラインでもお話をしていくことには、十分に可能性があるということです。僻地や離島などで、人を呼べなくても、オンラインで対応できちゃうということなんですね。そういう意味では、場所を選ばずに、良い話が聞ける機会が、もっともっと増える予感がします。

 

話を終えた後、参加者のみなさんからの大きな拍手が聞こえました。話している最中はまったく掴めなかったものの、この拍手を聞いてほっとしました。

 

これから体調が悪い日が増えると予想される中で、こうしてお話ができるのは、カラダにも優しい。現地に行けるのが一番いいけど、こうした選択肢が増えれば、精神的にも安心ですね。

 

 

 

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