35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

【お礼】「ママのバレッタ」出版感謝の集い

2019年1月19日(土)に開催された「ママのバレッタ」出版感謝の集い

たくさんの方にお越しいただき、みなさんとともにステキな時間を過ごすことができました。ご参加いただきましたみなさん、これまで関わっていただきましたみなさん、平素サポートくださっているみなさん、キャンサーペアレンツに関わってくれてるみなさんに、お礼を申し上げます。ありがとうございます。

 

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キャンサーペアレンツえほんプロジェクト第一弾「ママのバレッタ」の出版を記念して、お披露目とあわせて、これまで関わっていただいたみなさんへの感謝の場を設けたいと思い、イベントを開催することにいたしました。

★「ママのバレッタ」生活の医療社★
http://peoples-med.com/mamas-barrette/

◎アマゾンにて販売中◎
http://amzn.asia/d/9a94A17

【各メディアでも、紹介されています】
NHK「おはよう日本」、NHK「あさイチ」、中京テレビ「キャッチ!」、ラジオNIKKEI「大人のラヂオ」、NIKKEI STYLE(日経Gooday)、がん情報サイト「オンコロ」など

【イベント詳細】
・会場:シュビア赤坂(東京都港区赤坂2-14-5 Daiwa赤坂ビル)
・日時:2019年1月19日(土)13時~16時
・対象:どなたでも参加できます。お子様と一緒にでもOKです。
・参加費:3,000円、小・中学生1,000円、未就学児は無料(食事付き、ドリンク飲み放題)
※セッション共催:アッヴィ合同会社
※協賛:ライフネット生命保険株式会社、エーザイ株式会社

~プログラム~

■サプライズゲストからのビデオメッセージ
■キャンサーペアレンツの新プロジェクト発表
■セッション「絵本をつくったおかあさんの話」(共催:アッヴィ合同会社)
「ママのバレッタ」「すずちゃんののうみそ」作者による対談を通じて、病気と障がいという立場は異なる作者のそれぞれ経験や思いを共有することで、新しいきづきや生き方のヒントを得よう!

<内容>
・「ママのバレッタ」「すずちゃんののうみそ」絵本の読み聞かせ
・作者による対談、質疑応答

※竹山美奈子さん(「すずちゃんののうみそ」作者)
大阪府堺市出身、三島市在住。自閉症をもつ娘すずちゃんのことを保育園のお友だちにわかるよう紙芝居にして自費出版。それが出版社の目に留まり、2018年1月に岩崎書店から絵本化された。編集・宣伝職の経験を生かし、在宅で執筆やデザインをしている。

※たなかさとこさん(「ママのバレッタ」作者)
岐阜県大垣市出身、京都市在住。キャンサーペアレンツ会員。2009年、娘が4歳の時に大腸がんステージ4(肝転移肺転移)を告知されるも、手術と抗がん剤治療を経て現在寛解。2017年4月キャンサーペアレンツえほんプロジェクトに参加。「がん経験者だからこそ作れる絵本を」との思いを込め、抗がん剤の副作用である脱毛をテーマにした絵本「ママのバレッタ」を製作。

■お子さん向けワークイベント
■サイン入り絵本の即売会 
などなど

皆様のご参加をお待ちしております!!


【謝辞】
本書の出版にあたりまして、ご指導ご支援をいただきました以下の方々に、心より感謝いたします。

大沢かおり氏(NPO法人 Hope Tree 代表)
小澤美和先生(小児科医)
可知健太氏(がん情報サイト「オンコロ」)
小林真理子先生(臨床心理士)
塩森恵子先生(漫画家)
福岡奈津美氏(NPO法人がんノート)
藤原ゆみこ氏(日本画家)
保坂隆先生(精神腫瘍科医)
真部淳先生(小児科医)
宮西達也先生(絵本作家)


★キャンサーペアレンツ『えほんプロジェクト』★
キャンサーペアレンツ会員のみなさんが自らで立ち上げたプロジェクト。がんを経験をしたみなさんだからこそ、「こどもに伝えるときに苦労した」「これでよかったのか不安」などの想いがあった。
そんなときに、こどもと一緒に理解できる絵本があればよかったのに・・・。しかし、そのような絵本は残念ながらありませんでした。
それであれば、自分たちで、自分たちが納得のいく絵本をつくればいいじゃないかと、有志で集まり、プロジェクトを立ち上げました。それが、「えほんプロジェクト」です。
試作してみては、やり直し。なかなか納得いくものはできません。絵はどうするのか?色はどうするのか?印刷はどうするのか?自費出版?いやいや商業出版?いろんな試行錯誤がありました。最終的には、自分たちで考えたストーリーに、自分たちで絵を描き、自分たちで色をつけ、自分たちで出版社を探しました。もちろん、みなさん絵本つくりの素人です。そして、子育て、仕事、もちろんがんの治療もあります。途中、プロジェクトメンバーの旅立ちもありました。出版社もなかなか決まりませんでした。たくさんのダメ出しもありました。それでも、絶対に諦めずに進めてきました。
そして、第一弾となる「ママのバレッタ」が商業出版として、多くの方へ届けることができるようになりました。そして、この想いは第二弾、第三弾へと続いていきます。

 

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ステキなウェルカムボード。みなさんを出迎えます。

 

 

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えほんプロジェクトメンバーであるナオさん。あの世(こっち支部)から、お祝いのお花が!

 

 

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いろいろサポートしてくれているがんノートのみなさんからも。

 

 

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準備から受付まで、すべてえほんプロジェクトメンバーが中心となって行いました。

 

 

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乾杯の挨拶は、えほんプロジェクトメンバーを、出版社につないでいただき、様々なサポートをしていただいた、がん情報サイト「オンコロ」の責任者である可知健太さんから。

 

 

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お料理ももりだくさん!

 

 

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忙しい合間を縫って参加いただいた、押川勝太郎先生からも、ありがたいコメントをいただきました。

 

 

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えほんプロジェクトメンバーからの挨拶。この世にいるメンバーと、あの世にいるメンバーは、スライドにて。

 

 

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あやしょこうさん、にじさん、りっちさん、ナオさん、yskさん。あっち側にいるメンバーを見つめる。

 

 

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相談にのっていただいた塩森恵子さん。週刊「マーガレット」で数多くの連載をもっていた、日本を代表する漫画家の一人。じつは塩森さんは、プロジェクトメンバーの叔母さんというミラクル!

 

 

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利用できる助成金を教えていただいた、がんノート福岡奈津美さん。そのお金があったからこそ、サンプル版を印刷することができ、営業ができ、結果的に出版につなげることができました。

 

 

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日本画家の藤原ゆみこさん。数多くの作品をてがけられる中で、絵本に関する相談にのっていただきました。商業出版の難しさも教えていただきました。

 

 

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会場内では、「ママのバレッタ」の即売会も実施しました。手作りのPOPが、彩を与えてくれました。

 

 

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奥にキッズコーナー。たくさんのこどもが、とても楽しんでくれた。「次はいつ?」って聞いてくれて、うれしかった。

 

 

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僕の話は誰も聞いてないものの、その後に流れたビデオメッセージは、みんながスクリーンに釘付けに。

 

最初は、宮西達也さん。絵本と聞いて、知らない人はいない。その宮西さんからのメッセージ。お忙しい中時間を割いていただき、ありがとうございました。ギャラリーにも、「ママのバレッタ」を置いていただいています。

www.facebook.com

 

そして、サイコオンコロジー(精神腫瘍学)の第一人者である保坂隆先生からのお祝いメッセージ。

psycho-oncology-clinic.com

 

そしてそして、元読売テレビアナウンサーの清水健さん。温かいメッセージを送っていただきました。

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ameblo.jp

 

 

プロジェクトメンバーが生前に残したメッセージも。絵本にかける想いが語られていました。

 

 

 

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「ママのバレッタ」の出版社である生活の医療社秋元麦踏さんから。

 

 

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メインのトークセッション。作者であるたなかさとこさんと、司会を務めていただいた石森恵美さん。ストーリーや絵についてはもちろん、お父さんがなぜ出てこないのか?などの素朴な質問への回答も。

(「すずちゃんののうみそ」の竹山美奈子さんは、お子さんがインフルエンザでご欠席となったため、恵美の部屋へと企画を変更いたしました)

 

 

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そして、えほんプロジェクトメンバーのご家族が、ママのバレッタを読んでくれました。

 

 

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今回のイベントをサポートしていただいた、アッヴィ社向井陽美さん。いつもありがとうございます!

 

 

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えほんプロジェクトに続く、次なるプロジェクト。ミュージック同好会。その出し物として、みんなでダンス。しっかり練習して、披露してくれました。

 

 

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ダンスの後は、アンパンマンマーチをみんなで。

 

 

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それぞれの楽器で。かぶり物もいいですね。

 

 

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アンパンマン登場!!よく見ると・・・

 

 

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おじさんでした!

 

 

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もうひとつのプロジェクトは、挑戦記インタビュープロジェクト。キャンサーペアレンツのみなさんが、キャンサーペアレンツのみなさんにインタビューをして、みなさんに勇気を与えたいと考えたもの。それを率いるのは、花木裕介さん。

 

 

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フィナーレには、こどもたちが上からクラッカーをパン!会場が拍手に包まれました。

 

 

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最後はみんなで!先に帰られた方もいましたが、こう見ると、本当にたくさんにお越しいただけたんだなーと思います。

 

 

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「ママのバレッタ」は、まだ生まれたばかり。これから、みなさんとともに、育てていきたいと考えています。

 

★「ママのバレッタ」生活の医療社★

http://peoples-med.com/mamas-barrette/

 

 

本当にありがとうございました。

感謝、感謝、感謝。本当の意味で、感謝の集いになりました。

 

第二弾も進めていますので、これからもご支援をお願いいたします!!

 

 

 

https://cancer-parents.com

 

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