製薬会社で、研修を担当しました。
製薬会社の人事部門にて、患者さんの声を聞いて、会社や組織(もちろん自身も)の役割を考える機会を作ろうというテーマで、研修を担当させていただきました。
やはり、大きなポイントは、『自分事化』をすることなので、みなさんで自分や同僚ががんになったら、どうするのか?というディスカッションからスタートしました。たくさんの意見交換があり、それを紙に書き、発表していただきました。
その後、がん体験者の話を、キャンサーペアレンツの2人から包み隠さず、お伝えをさせていただきました。それは、講演のようなカタイ形式ではなく、2人で掛け合いをしながら、質問にも答えながらという、ラフな感じです。
その話を聞いていただた後、会社として組織として、何ができるのか。そのことについて、各グループで再度ディスカッションをしていただきました。
様々な意見が出て、会社のなかで、様々な動きが出てきそうな予感がしました。
これは、がんという病気への対策だけでなく、一緒に働く会社の仲間が、通常通り働けなくなったときのためであり、自分のためでもあります。
キャンサーペアレンツとしても、こうした活動を通じて、がんに対して少しでも理解が広がり、結果として、がんに関わらず支援の体制や輪が広がっていくことを願っています。もちろん、働きながらがんを患った方には、キャンサーペアレンツを利用してほしい。
私たちにとっても、様々な意見に触れ、考えに触れ、想いだけではどうにもできない悩みに触れ、非常に有意義な時間となりました。このような機会をいただきまして、ありがとうございました。
これからも、企業内でこのような取り組みを継続していきたいと考えています。
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