2017 - 2018
今年も無事に年を越すことができました。
本当にありがとうございます。
数多くない地元大阪への帰省は、新しい発見ばかりで毎回面白い。街の変化はもちろん、家族、こども、地域、人の動きなど、いろいろ目についてしまいます。その中にも、絶対に変わらないものもあって、安定感はハンパないです。
大阪って、いいなーと思います。
最初に行ったのは、心斎橋。高校のサッカー部の同窓会。久しぶりすぎて、昔話に華が咲きすぎて、カラオケで盛り上がりすぎて、〆を食べたくなり、ついつい金龍ラーメンへ。もうこれは、定番中の定番で、うますぎました。
近所の公園では、こどもたちと走り回り、それはもう、何度も吐きそうになり。それでも続くかけっこは、地獄絵図のようでした。。。
実家では恒例となっている、大晦日の餅つき大会。とはいっても、機械でつくので、正確には「もちのカタチをつくる大会」なんですが。おろし、きなこ、あんこなどの味をつけて、すぐに食べる。お餅好きの私からすれば、もう至福の時です。
年初めの行事は、書き初め。こどもの冬休みの宿題もあり、みんなで取り組む。今回は私は書きませんでしたが、書くとすれば、昨年と同じく「挑戦」でしょうか。生きること、キャンサーペアレンツのこと。
初詣は、近所の百舌鳥八幡宮へ。人がたくさんで、いつも裏から入って・・・。みなさんの健康祈願をしてきました。
そんないつも通りの年末年始を過ごすことができ、本当に幸せでした。
そして、年が明ければすぐに、ビジネスコンテストの最終プレゼンが待っています。もうタイヘンです。がんばります。
↓おまけ↓
年末のアポの帰りに立ち寄った飲食店のレシート。777!
2017年の最後に、良い1年だったとかみしめました。
2018年も、よろしくお願いします!!
ナオさんの日記(22)
第22話は、「普通の日記が書けない」。
日記を書きはじめて、多くの仲間がその日記を見て、ナオさんに「日記書いてよ」というプレッシャーがかかり、うーと唸っているときに「普通でいいから」みたいなコメントに対して出てきた「普通の日記が書けない」というもの。
書かれていることがまっすぐで、そのまま表現できることに、すごいなと思う。また、ここまで冷静に死と向き合えることも驚く。本人はそんな風に思っていないかもしれないけど、僕からすれば、怖いものでしかない「死」が、ちょっとかわってきています。
8月に結婚10周年を迎えました。
私は、散々な10周年やね、と笑っていたのですが、夫は忘れずにいてくれました。
私の大好きなアクセサリーブランドがあるのですが、そこの指輪を贈ってくれました。
小箱に添えられたメッセージカードには
『ずっと一緒にいよう』
と書いてあり、涙が止まらなくなりました。
普通の夫婦が言う『ずっと一緒に』とは違う。
どんな気持ちでこの言葉を書いたのでしょうか。
指輪だって、死んじゃうのに、もったいない...... 現実的
でも、本当にありがたかったです。
ケモ納め
2017年最後のケモ(化学療法)が終わりました。
エンドレスの治療が続いている中で、こういった区切りをつけることができるのは嬉しいです。
なんとか今年も、週1回の治療を続けてこれました。主治医はもちろん、曜日が変わった時に対応してくれる同じチームの医師、入院や手術時に対応してくれる医師、病棟や外来の看護師さん、いつもすれ違う患者さん、取材などに対応いただけた病院関係者のみなさん。
治療に関わっていただけたみなさんに、感謝いたします。
来年はいよいよ闘病丸3年を向かえ、4年目に突入していきます。
ステージ4の胆管がんは、5年生存率は数%なので、チャレンジの1年になります。
続けられる限り、ケモを続けていきます。
治療は粛々と、日々の生活はより大胆に。
企業内でセキララに
おもに保険商品を取り扱う企業で、営業の方向けにお話をさせていただきました。
私の場合は、病気になると思っていなかったので、適当に商品を選び、とりあえず保険に加入していました。もちろん、助かった部分もあります。
かたや、営業の方はもちろん、会社としてもっとできることもあるんではないか。そんなことも病気になってから感じました。
どのようにして病気が発覚したのか、治療が始まり生活がどう変わったのか、収入は、治療費は、などなど。私の実体験をお話しました。
保険に入ったほうが良いのかはわかりません。
ただし、がんのことを知っておくことは、とても大事です。家族にとっても、自身にとっても、あわてず対応ができ、対処できる。周囲へのサポートもしやすくなるはずです。
行動を起こす前に、いかに知るか。
これからも、地道に理解をしてもらえるような活動を行っていきます。
文春オンライン(後編)
後編が見れるようになりました。
子どものこと、仕事のこと、そして、社会とのつながりについて。
関係性が変われば自己肯定感も高まるし、「権利を与える側と受け取る側」ではなく、お互いにギブアンドテイクみたいなマインドを持って生きていくのが大切なんじゃないかと思います。
小さなこどもがいるがん患者は、たくさんいます。
ひとりでも多くの方に、「キャンサーペアレンツ」が届くことを願っています。
前編はコチラから。
ナオさんの日記(21)
死を待つという感覚。
死への恐怖。
生への執着と気力。
そんないろんな想いが率直に綴られているナオさんの日記。
人はみな、死に向かって生きていくわけです。
その過程のなかで、ナオさんのように、冷静に自分を見つめることができるのか。
様々なことを考えさせられ、気付かされます。
みなさんはどのように感じられたでしょうか?
夫婦それぞれの支え方
メットライフ生命との取り組みで実施した座談会。
4回シリーズで展開をしてきましたが、今回が最終回の第4弾。
テーマは、「治療 夫婦それぞれの支え方、パートナーへ伝えたいこと」です。
男性3名、女性3名のキャンサーペアレンツの会員の方にご協力をいただき、いろんなお話をしていただきました。
話終わった後には、すがすがしい雰囲気もあり、想いや考えをアウトプットすることは、とても大事なんだと思いました。
これからも、様々なカタチで、会員の方の声(情報)を発信できる場をつくり、社会とつなげていくような取り組みを行っていきます。
今後の活動にもご注目ください。
文春砲!?
文春に載りました。
というのも、ライフネット生命のサポート、文春オンラインに「がんと共に生きる」というコンテンツが立ち上げり、その中のひとつとして、取材をしていただきました。
働きながらステージ4の胆管がんを治療している「エン・ジャパン」の西口洋平さん
とにかく、写真がすごい。うまい。
全部キレイ。実物をこえる。とり方でかわる。これは、お金出してとる価値があると思いますね。
これは、遺影に使えそうです(笑)。
今回のは前編で、来週にも後編がリリースとなります。
キャンサーペアレンツの活動が、多くの方に認知いただけることを願っていますし、仲間が増えると嬉しいです。世の中をかえるチカラになります。
ありがとうございます。
そして、よろしくお願いします。
ネクストリボンプロジェクト2018
2月4日は、世界対がんデー。
さまざまな、がんに対するイベントが開催されると思いますが、有難いことに「ネクストリボンプロジェクト2018」のイベントにお声がけいただき、お話させていただく機会に恵まれました。
■日時:2018年2月4日(日)10:30~(10:00開場)
■場所:丸ビルホール(東京都千代田区丸の内2-4-1)
1部と2部があり、ともに参加無料で、参加される方を募集しています。
素晴らしい登壇者の中に混じって、間違いなくグダグダで見劣りする感じになりますが、なんとか食らい付いていこうと思います。
がんばりますので、よろしくお願いします。