3年目の旅行
2015年2月のがん告知。先は長くないかもしれない。
そんなときに決めた、『毎年、海外旅行に行こう!』。
最初は、2015年7月。小学1年生になった娘の夏休みにあわせて、かつ、少しでも安いタイミングでと、夏休みに入るやいなや、すぐに旅立ちました。
パスポートをはじめて作る。飛行機にはじめて乗る。海外にはじめて行く。もう娘からすれば、はじめの連続でしたが、「また来年も行こう!」と思える旅行となりました。
この3年間、様々な出来事がありましたが、なんとか今年も旅行に行くことができました。本当にありがとうございました。そして、「来年も必ず行こう!」と。
ナオさんの日記(5)
はやくも第5話となりました。
今回は、疼痛緩和のための放射線治療について。
今こうして生きていることは奇跡なのかも。
健康な人だって、そう。
みんないつかは遅かれ早かれ必ず死んでしまう。
そして、やっぱりひとりで生きてるわけじゃないなあって思います。
周りの支えがあってのこと。
忘れないように、家族との限りある毎日を大事に過ごしたいなって思います。
今回もステキな写真です。カメラマンのナオさんが息子さんをおさめた写真です。
学生へのお話し「学生版松下村塾」
伊勢谷友介さん率いるリバースプロジェクトが主催する、学生版松下村塾。
今回は第5回目ということで、その講師として呼んでいただきました。私では役不足感はもちろんありますが、全力でチャレンジしてきました。
会場は、ITOKIが提供するSYNQAという素敵なスペース。学生も80名ほどが参加し、もう熱気であふれていました。
どんな話をするか悩みましたが、いつも通り、自身の想いを語ることにしました。
最初は、伊勢谷さんから。この塾の目的やリバースプロジェクトの紹介、志について。
私の話は、まぁどうでも良かったんですが、ITOKIのコーポレートソーシャウィル事業を立ち上げた戸田さん、そして、01Booster代表の合田さんのお話しには、勉強になるところがたくさん。めちゃくちゃメモりました。
伊勢谷さんからは、のっけから、「モーフィアスに似てる」といじられる始末。リバースプロジェクトとも、連携できることを探っていきます。
このような貴重な機会をいただけたこと、感謝いたします。
01Boosterの平岡さん、ありがとうございました。
これからも頑張ります。
日本臨床腫瘍学会
神戸で開催されている「第15回日本臨床腫瘍学会学術集会(JSMO2017)」に、参加してきました。
私は、医療者ではなく患者側の立場ですが、今回は「ペイシェント・アドボケイト・プログラム(PAP)」なるものがあり、これに参加するために足を運びました。いわゆる患者支援プログラムです。
第一日目の「私たちの患者会活動」を題したテーマの中で、キャンサーペアレンツの取り組みについて、お話しをさせていただきました。
他の患者会活動とは違い、「がん種別ではないこと」「比較的若年であること」「ネットをメインとしていること」「活動範囲が全国であること」「代表が男性であること」などは、特徴的であったかと思います。かたや、リアルでの取り組みがまだまだすくなく感じており、ここは課題として認識をしています。
また、どの患者会の活動においても、資金面や担い手不足という面では課題を抱えており、活動しやすい環境をつくるためにも、患者支援団体を支援する枠組みが必要だと感じました。良い取り組みが、より多くの方に届くように、長く続けられるように。
そのためにも、患者支援団体としては、外部への情報発信がより重要になってきます。みんなで知恵を出し合って、進めていければいいですね。
入口には、氷!?
ミスト噴射!
チラシを大量設置。さて、手にとってもらえるのか!?
ポスターも見てきました。
企業ブースも多数あり、盛り上がっていました。残念ながら患者は入れず。。。
こんな感じでお話ししてきました。
患者側だけ、赤ストラップ。通常は青。目立つ。キャンサーペアレンツTシャツで。
ちちんぷいぷい
7月18日(火)、MBS「ちちんぷいぷい」のニュースな人にて、ご紹介をいただきました。
私の地元である大阪を中心としたテレビ局なので、東京では見れなかったんですが、ようやく見ることができました。
学生時代に見ていた番組であり、おなじみのアナウンサーの方やコメンテーターの方で、オンエアを見て嬉しくなりました。
東京から移動して、到着後すぐに、西アナウンサーとの対談。その後、MBSの社食でカレーをいただき、キャンサーペアレンツの集いが開かれる会場へ。3時間半の濃密な時間を過ごし、後ろ髪をひかれながら、東京へと帰るという日帰り大阪Dayでした。
多くの方にキャンサーペアレンツを知っていただき、そして、応援いただける。こんなにうれしいことはありません。
これからもよろしくお願いいたします。
がん教育推進協会
小学生の娘をもつ親として、がん当事者として、「がん教育」の大切さを感じています。
正しい知識を得てもらうこと、がんになってもしっかりと生きていけること、そして、家に持って帰って「家族で」話題にしてもらうこと。
がんに対する偏見をなくし、がんになっても生きていきやすい社会を作るために。
そんな想いを同じく行動する「NPO法人がんノート」の岸田さんとともに、勝手に『がん教育推進協会』なるものを設立しました。
(とはいっても、何もありませんが・・・)
まずは、各自治体や小中学校に向けて、出前授業の提案を行っています。
若い世代だからこそ。
同世代の子をもつ世代だからこそ。
当事者として、様々な経験をしてきたからこそ。
地方新聞に
共同通信社に取材いただいた記事が、加盟新聞社に配信され掲載されました。
二桁ほどの新聞社に取り上げて頂きましたが、以下はその一部です。
京都新聞
福井新聞
愛媛新聞
高知新聞
山形新聞
などなど。
様々な地域の方に、キャンサーペアレンツのことを知っていただく機会になりました。本当にありがとうございました。
乳がんのイベント
KSHS全国大会2017に参加をしてきました。
たくさんの方がこられていて、非常に盛り上がっていました。
男性の私は、肩身の狭さを感じざるを得ないぐらい、女性パワーに圧倒されてしまいました。
「よつばの会」の原千晶さん、キャンサーペアレンツの活動にご協力をいただいている瀬戸川さんと。
大きなホールで満員の中でお話をされていたのは、、、
南雲先生でした。非常にわかりやすく、笑いもあり、楽しく時間を過ごせました。食事を見直します!
私もパワーをたくさんいただきました。
ありがとうございました!
ナオさんの日記(3)
ナオさんの日記、第3話。
闘病生活の中での些細な心の動きにも繊細になるもので、その心の動きが日記の中にあらわれています。
写真は、カメラマンであるナオさんから提供いただいたものです。