35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

NHK「日曜討論」

4月21日(日)9:00~10:00

NHKの生放送番組「日曜討論」に出演しました。テーマは、「“2人に1人の時代”がんとどう生きる」というものでした。

www4.nhk.or.jp

 

結構直前に出演が決まり、電話で打ち合わせをして、もういきなり本番。台本も特になく、フラれた話題に応答していくというもの。まぁ、それは緊張します。でも、隣にはマギーズ東京の栗原さん、前には、めぐみ在宅クリニックの小澤先生がいて、とても安心感がありました。

 

私は、何の専門家でもないので、患者として率直な思いを述べるしかできないというはがゆさがあるものの、それでいて、見ている方にとってわかりやすい言葉で伝える。かつ、悲壮感を漂わせないことも大事。そんな勝手に自分にプレッシャーをかけて収録に臨みました。

 

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一つに質問に対して、1分以内を目安とし回答すること。少しでも長くなると、真ん中の白い部分が光ります。これはテレビには映っていませんが、光ると結構なプレッシャーを感じるわけです。また、他の方がしゃべっているときも、「あ、オーバーしてる」とか考えてしまい、内容が頭に入らなかったり。とにかく生放送は大変です。

 

番組の最後に、各出演者から一言メッセージがあるわけですが、それを言い終わったあと、まだ残り時間が2分ほどある。そこで、進行の小郷知子アナウンサーがとった行動は、再度メッセージを求めるというもの。その白羽の矢が私に向きました。

 

いや、さっき言ったし。。。

 

そんなことを思いながらも、黙っていてはダメなので、なんとか振り絞りました。むちゃぶりに応えました。それなりのコメントができて、ホッとしました。

 

『がんを取り巻く環境を改善させていくために、誰かがやるのではない。自分がやることが大事。それは、医療者や病院だけでなく、患者本人、ご家族、地域、職場など、関わるすべての人が、一歩踏み出すことが大事だ』と。要約するとこんな感じのことを言ったのだと記憶しています。

 

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収録語にみなさんと撮影。

 

左から、俳優の古村比呂さん、NPOマギーズ東京の栗原幸江さん、私、アナウンサーの小郷さん、解説委員の太田さん、がん対策推進協議会会長の山口建さん、めぐみ在宅クリニック院長の小澤竹俊さん、、伊藤忠商事人事・総務部企画統轄室長の西川大輔さん。

 

本当にみなさんにはお世話になりました。また、たくさんのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。

 

収録や放送に関わっていただいた皆様に、感謝申し上げます。

これからも、様々なテーマでがんのことを取り上げていただければ嬉しいです。

 

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https://cancer-parents.com

 

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