35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

小学生に感想文をもらいました!

今シーズン、最初の『がん教育』の授業。そのこどもたちから、感想文が届きました。

nishiguchi.hatenablog.com

 

 

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授業のあと、家に帰ってからお母さんとお話をしてくれたようです。がんの5年相対生存率で、お母さんは40%と答えて、約70%と伝えたらビックリしたとのこと。でも、生きている確率が高くても、お母さんには、がんになってほしくない。この光景をイメージするだけで、ステキだなと思う。

 

 

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がんについて知ることが、がん予防になるのではないか。そんな新たな視点をくれたこどももいました。たしかに、精神的な不安な状態でいることは、カラダにはよくない。正しい知識を持っておけば、その時間は短くできるかもしれない。

 

 

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悲しいことがあっても、笑顔で。がんになることは、悲しいことかもしれないけど、泣いて過ごしても、笑って過ごしても、過ごす一日は24時間で同じ。だったら、笑って過ごしたほうが、楽しい。おもしろいことをこれからからもやっていきます!!

 

 

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なんでもアリの質問を、まじめに、かつ、おもしろく返す。これが、ぼくのモットーです。病院のごはんは、おいしくない。これは、本当です。だから、勝手にごはんにのせるおかずを持ち込んでいたことは、ここだけの話。

 

 

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そうなんです。人生思い通りにならない。それは、良くも悪くも。がんにならないほうがうよかった。若くしてがんになる人は数字では少ない。でも、がんになった。がんになって、5年後に生きている確率は約3%。でも、4年たってもこんなに元気。人生どう転ぶかわからない。だからこそ、イマを生きようと思う。

 

 

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生きた証。これは、僕の大きなテーマ。そのことを書いてくれて嬉しい。身内の方の死に触れて、彼女の想いにも大きな変化があったことでしょう。そうして、人は何かに気付き、何かに触れて、成長していくんだと思います。僕自身も、日々勉強です。

 

 

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このがん教育のことに触れて、がんになってこんな活動ができるのがステキだと言ってくれました。これは、すごく嬉しい。こういうことを感じてくれることが、まさしくがん教育の真髄のような気がする。がんの知識ではなく、その生き方や、生き様を見て欲しい。また見せられるように生きよと思う、患者のためでもある。

 

 

 

このほかにもたくさんのメッセージをいただきました。中には、僕を励ます言葉もたくさんあって、たくさんの元気と勇気をいただきました。

本当にありがとうございます。

 

これから、たくさんの学校に行って、お話をさせていただく予定です。僕が話をするだけでなく、こどもたちと一緒に学ぼうと思っています。

 

生きている限り、この活動はずっとやっていきたい。

がん教育について、お話をさせていただける学校がございましたら、いつでもお声がけください。よろしくお願いいたします。

 

 

 

https://cancer-parents.com

 

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