35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

ソーシャルビジネスプランコンペで“グランプリ”

認定NPO法人大阪NPOセンターが主催する、ソーシャルビジネスプランコンペ

第11回のコンペにエントリーをして、1次選考、2次選考を経て、2018年11月17日(土)に、大阪にて最終プレゼン審査が行われました。

 

たくさんのエントリー団体・企業の中から、最終審査に残ったのは6団体。

どのプレゼンも素敵なもので、審査員の方々も迷われたんだと思います。そんななかで、一般社団法人キャンサーペアレンツは、グランプリ(最優秀賞)を獲得することができました。

関わっていただきましたみなさん、本当にありがとうございました。

 

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大きな額に賞状を入れていただきました。大阪から東京へ持ち帰るのは、意外に大変でした(笑)

 

 

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たくさんの方が参加し、オーディエンスの皆さんの審査にできるしかけもあり。

 

 

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見事グランプリを頂いたあとのコメント。足が揃っていて、ちょっと気持ち悪い。がんの理解が進んだであろうこと、そして、がん患者ががん患者のための『ビジネス』をして何が悪い?(金儲けなんかしてという批判があることに対して)とお伝えしました。

 

 

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最終プレゼンに参加された方と、審査員のみなさん。

 

 

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こちらは、同日に開催された「CSOアワード」の参加者のみなさんも含めて。

 

 

 

こうして、少しでもキャンサーペアレンツのことや、がんのことについて、いろんな場で話をしていくことで、少しでも誤解が解ければいいし、偏見がなくなるきっかけになればと思う。

 

また、『病人をつかまえてお金儲けなんかして、不謹慎』という風潮や風当たりがありますが、もちろん、騙したり悪いことをしたりしてお金儲けはダメですが、そうではなくて、患者さんのためのビジネスであることを伝え、理解いただき、協力いただくことが大事だと思っています。

 

様々な団体が継続性を担保するための資金に困っています。そういった意味では、健全にビジネスを展開し、団体の継続性を担保する。そして、そもそものビジネスとは、関わるみんながハッピーになるものであるべきなので、そういう仕組みを作りたい。そしてそれを、隠すことなくオープンにして、みんな創っていこうという雰囲気をつくりたい。

 

キャンサーペアレンツは、まだまだ歩き始めたばかりですが、私の死後も存続できるようにするために、試行錯誤中です。

ぜひ、お力を貸してください。よろしくお願いいたします。

 

 

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大阪から東京への帰りの新幹線は、私一人で貸切でした。

 

 

 

https://cancer-parents.com

 

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