35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

父の日

6月17日は、父の日でした。

我が家では、家族で食べたいものを食べにいくという、普通のお休みを過ごしました。

(父の日とか関係ないやん)

 

f:id:nishigucci2492:20180618151816j:plain

 

食べに行ったのは、回転寿司。

トリトン」というちょっといいお寿司なわけで。おいしい。

 

娘からは、私の前で堂々と書いていたお手紙を、お寿司の後半戦で渡してくれた。そこには、「チチノヒ」と書かれており、これはなにかを聞いてみたら、毎朝食べている「チチヤス」のヨーグルトをパロったものだったようだ。

www.chichiyasu.com

 

左上には、サッカーボール。家では、ワールドカップばかり見ているので、嫌味も含めてとのこと。そして、カラーペンで、「ぼうず、めがね、がんばります」と書いてあり、これもお決まりです。

 

f:id:nishigucci2492:20180124135027j:plain

 

中には、手紙が入っていて、「いつもありがとう」と書かれていました。

 

そして、お寿司の最後は、イモモチ。

これは絶品でした。ぜひ、食べてみてください。

 

f:id:nishigucci2492:20180618151800j:plain

 

お店を出ると、目の前には東京スカイツリー。

天気は良くなかったですが、雨が降ってなくてよかったです。

 

 

僕の頭の中にあったこと。

・最後の父の日かもしれないな。今年も無事に迎えられた。

・娘にとっては、どんな父親としてうつっているのか。こんな父親でいいのだろうか。

・妻と娘だけになったら、この父の日はどうなるのか。

・大阪にいる私の父親は、元気だろうか。電話しよう。

・こどもが先に逝ったら、父親としては悲しいだろうな。

 

なんかそんなことを考えていました。

 

家族に感謝しながらも、僕ができることを、限りある時間の中でどんどん実行していきたいと思うし、自分のために時間を使いたいとも思う。

 

いつもボヤーと考えて、まとまらないけど、そんな感じで許してください。

 

 

 

https://cancer-parents.com

syncable.biz

www.lifenet-seimei.co.jp