35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

今年最後のお手紙

3月に行った、がんの授業のお手紙が、彼らが卒業してから届きました。

今ごろは、それぞれの環境で頑張っているんだろうと思います。みんなのチャレンジが素晴らしいものになることを願うばかりです。

 

届いたのは、3クラス分、100名ほどの生徒たちからです。

f:id:nishigucci2492:20180410131951p:plain

 

のっけから、「西口先生へ」と書いているけど、ぼくは先生ではありません(笑)

まぁ、慣例として、お話をしてくれた人のことを「〇〇先生」と呼ぶのかもしれませんが、なんともまぁ聞きなれない、違和感のかたまりです。

 

ぼくは先生なんかではなくて、どこにでもいるような人。お父さんと同じ世代の人。

普通に働いて、健康でもなく不健康でもなく、多少ムリもしたり、でもそれなりにやってきた、どこにでもいる、みんなのお父さんと同世代の人。

 

そんな人が、「がん」になったら、どうなるのか。

え、そもそも「がん」になるの?

働けるの?生きていけるの?家族はどう接すればいいの?

 

そんな風に、他人ごとではなく、「自分ごと」として捉えてほしい。

 

f:id:nishigucci2492:20180410132547p:plain

今日、僕はとても今日の事で希望もあるのだと考えることができた。僕と西口さんが明日会える確立は何%だろう?

 

 

f:id:nishigucci2492:20180410132658p:plain

あと、2年後も3年後もまた来て下さい。

 

f:id:nishigucci2492:20180410132747p:plain

今日のお話を聞いて、ガンになってしまったら、“自分を見つめなおすことができる”と思いました。今、病気と戦っている西口さんを応援しています。頑張ってください。

 

 

f:id:nishigucci2492:20180410132935p:plain

ただ聞くだけでなく、参加制でとても楽しかったです。

 

 

èªå代æ¿ãã­ã¹ãã¯ããã¾ããã

先生のノリが本当に面白くて、ガンをわずらっているとは思えないくらい、こちらが逆に元気付けられました。

 

 

èªå代æ¿ãã­ã¹ãã¯ããã¾ããã

家に帰ったら親に今日の話をしたいと思います。

 

 

今回も色んなコメントがあり、お話してよかったと思いました。

これからの人生の中で、何かのヒントになれば嬉しいし、そうなることを願う。

 

そして、また来年、この学校に戻って、今の3年生にもお話をしたい。

それまで、元気に生きていたい。

 

 

 

https://cancer-parents.com

syncable.biz

www.lifenet-seimei.co.jp