35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

1,500名

2016年4月のリリースから、1年と9ヶ月。

キャンサーペアレンツに会員登録をいただけた方が、1,500名となりました。

 

まだまだこれからではありますが、一つの大きな節目であり、感慨深いものがあります。ここまで支えていただいた皆さんには、感謝しかありません。

本当にありがとうございます。

 

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周囲に相談できる仲間がいない・・・

そんな想いからはじめたキャンサーペアレンツ。もちろん、スタートは、会員数1名。私のみです。

 

最初は、地道に仲間を探す活動からはじめて、仲間がいそうな場所に行ったり、仲間がいそうな場所を知ってる人に聞いたり、仲間がいる病院に宣伝に行ったり。でも、なかなか見つからないから、主治医に相談したり。ダメ元で、宣伝するために、色んなメディアにアタックしてみたり。

 

その中のひとつ。ある週刊誌が、「死」を特集のテーマするらしく、取材させてほしいとのことで連絡がありました。

 

とにかく、「キャンサーペアレンツのことを知って欲しい」という想いで、死ぬ予定はなかったが(笑)、取材をしていただき、掲載。すると、Yahoo!ニュースにも取り上げられて、会員数がそれまで数十人であったところから、200名ほど増えた。

 

それからも、地道な活動を続けて、徐々に増え続けて、昨年には1,000名を超えました。この頃から、大きな責任を感じるようになってきました。私の率直な想いからはじまったキャンサーペアレンツは、いま、1,000名を超える仲間とつながっていると。

 

そして、2018年1月には、1,500名となりました。

 

日々、色んなつながりが生まれています。

別れもあります。つらいこともあります。悔しいこともあります。

 

でも、一緒に乗り越えていこうと思える仲間が、ここにはいます。

やはり、「つながり」が持つチカラは大きく、闘病生活3年が経過するわたしの生きるチカラになっています。

 

改善の余地はまだまだあり、伸びしろしかありません(笑)

 

生きている間に、やりたいことが日々増えていきます。欲が出てきます。間違いなく、同世代の方々よりも早く死ぬ可能性が高いのに。死を意識してはじめたことなのに、やればやるほど、死にたくなくなる。なんか矛盾してますね。

 

これからも、あたたかなサポートをお願いします。

ありがとうございます。

 

 

https://cancer-parents.com

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