人事向け、がんと就労勉強会
10社ほどの大企業の人事の方にお集まりいただき、「がん治療と仕事の両立について」というテーマで、伝えるだけでなく、インタラクティブに、また、ワークをしながら、みんなで考えました。
(リクルートワークス研究所主催の「アルムナイゼミナール2017」におけるひとつのテーマとして)
正解がない問題で、それぞれの会社の状況やスタンス、組織、体制などによって対策は異なります。大事なのは、事実を理解し、問題意識を持つことからです。
私からは、働きながら治療をしてきたイチ当事者との体験談。そして、支えてくれている会社のスタンス。その中で感じた、「患者と一緒につくる」「信頼貯蓄」という考え方。そして、会社が大事にしている「人理念」。
闘病中の社員がいる、友人ががんになりサポートしたいけどどうすればいいか、これからの問題として、など、様々な理由で参加されていました。
まだまだ、がんに対する感度の高い人事の方でさえ、知らないことはたくさんあり、対策も会社単位では様々なですが、これからという印象です。
がんになっても、働いていけるように。
発起人として参加している「がんアライ部」の活動とともに、治療との両立支援の分野においては、もっと積極的に活動をしていきたいと考えています。