35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

体調、わろし・・・

定期的、だいたい半年おきぐらいに入院をしていますが、前回が昨年の秋だったので、そろそろという時期になってきました。

なぜ入院かというと、「胆管がん」において、がん細胞が胆管を閉じようとしてくるわけですが、それを食い止めよう(中を流れる胆汁を流し続けよう)と、胆管内にステントを入れています。

もちろん、そのステントも万能ではなく、いろんなものが管を流れているなかで、目詰まりがおこり、胆汁が流れなくなる。そこで、胆管炎がおき、入院となるわけです。

 

兆候は、採血結果でなんとなく出てきます。もちろん、出ないこともあります。

これまでの入院までの経過で見れば、予想できたか突然かは半々でした。わかりやすい症状は、急な発熱です。何の予兆もなく、39度ぐらいの熱が出ます。すぐに病院へ行き、入院となるわけです。

 

今回はどうか。

発熱はしたものの、熱はすぐに下がりました。←ココで病院にはいかなかった(汗

その後、多少の体のダルさはあるものの、そんなに大きなものではない。しかし、黄疸のときに出ていた症状らしきものが少し出ている。それは、尿の黄色さと、肌のかゆみ。大きなものではないものの、これは間違いなく、入院の兆候です。

 

大事な予定がいくつかあるため、「もうちょっと待ってー」というのが本音ですが、無理はいけません。文字通り、命取りになる可能性もありますから。

 

何回入院しても、入院はイヤなものです。

自由を奪われた感覚。時間を無意味にすごす感覚。社会との隔たった感覚。食事はまずいし、ベッドは固いし、隣人のイビキはうるさい。とほほ。

 

もちろん、まだまだ生きます!

 

 

 

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