35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

2017年

勝負の1年になります。

1年かどうかもわからない、1年がはじまります。

 

 

一つ目は、私のからだです。

抗がん剤治療をはじめて、2月で丸2年。当初は二つの抗がん剤から、1年後にはひとつになり、もし今の抗がん剤が使えなくなったら、どうなるのか。間違いなく、治療方針の変更を迫られることになる。

そして、3ヶ月ごとの命がどこまで持つのか。治療方針が変わるぐらいならまだしも、命が持たないことも考えられる。憂いてもどうにもならないので、とにかく、治療を精一杯やり、前向きな日々を送ること。

 

 

二つ目は、仕事。

キャンサーペアレンツは2016年4月に立ち上げて、右も左もわからないまま突っ走ってきました。いろんな方に迷惑をかけながら、協力をいただきながら、なんとかやってこれました。本当に感謝の言葉しかありません。

2年目に入っていく今年は、より進化させなければなりません。

まずは、サービスとしてのより機能するように、サイトの改善を実施すること。また、コンテンツを追加し、使いやすいサイトにすること。

そして、運営や開発にかかるお金、今後の運営に必要なお金を生んでいくための、事業化にメドをつけること。会員の数も増えて、一定の規模になってきているので、これをどうにかマネタイズすべく、動いていきます。

 

エン・ジャパンでの仕事も、これからが勝負です。さまざまな施策を打っていきます。よりよい会社になるために、よりよい会社であるために、そして、今後もあり続ける会社であるために。微力ではあるものの、全力でぶつかっていきます。

 

 

ぼくには、時間がありません。

3ヶ月単位です。当たり前にまた年末が来て、2018年を迎えることは、ぼくにはありません。それは奇跡なんです。

 

奇跡を起こしつづけられるように、前進していきます。前進し続けます。

 

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https://cancer-parents.com