原画展&朗読イベント
神保町にあるこどもの本専門店「ブックハウスカフェ」。
こちらで開催していたキャンサーペアレンツえほんプロジェクト「ママのバレッタ」の原画展。たくさんの方が足を運んでくれて、制作の想いに触れていただくことができました。
また、最後の2日間は、朗読イベントも開催しました。
田中聡子(たなか・さとこ)さん(『ママのバレッタ』作者)
京都市在住。2009年大腸がんステージ4(肝転移肺転移)と診断されるも、手術と抗がん剤治療を経て現在寛解。17年4月キャンサーペアレンツ・えほんプロジェクトに参加。「がん経験者だからこそつくれる絵本を」との思いを込め制作した『ママのバレッタ』が、18年11月プロジェクト第一弾として生活の医療(株)より出版される。
嵯峨治彦(さが・はるひこ)さん(馬頭琴演奏)
「スーホの白い馬」で知られるモンゴルの弦楽器「馬頭琴」と、ホーミーなどの一人二重唱「喉歌」を演奏。師と仰ぐY.ネルグイ(モンゴル国第一文化功労者)から馬頭琴の後継指名を受け伝統音楽の継承に取り組む一方、異ジャンルとの共演も。あらひろこ[フィンランド伝統楽器カンテレ]とのデュオ=RAUMAが、2019年アルバム「深い海」を発表。
http://tarbagan.net/saga/home.html
嵯峨孝子(さが・たかこ)さん(朗読)
日本・モンゴルほか世界各地の民話や伝説を再話して緻密に音楽を絡め「語りと音楽」の作品を創作し、嵯峨治彦とのデュオ「野花南(のかなん)」のライブを通して全国各地で上演。演劇活動の経験を活かしたドラマチックな朗読は、聴く人の心に鮮やかな情景を描き出す。
岩村実樹(いわむら・みき)さん(ギター演奏)
本業はイラストレーション、グラフィック&ウェブデザイン。しかし最近では趣味のバンド活動が仕事並に忙しく、ギターを抱えてアチコチで音楽を楽しんでいる。(嵯峨さんの素晴らしい馬頭琴の音色を少しでも引き立てられるよう一生懸命にアコースティックギターを弾かせていただきます。)
ステキなメロディにのせての朗読はもちろん、作者であるたなかさとこさんからのお話のなかで、制作におけるを想いを聞き、またこの絵本の出版にいたるまでの変遷などについても紹介をさせていただきました。
その後、参加してくれたお子さんと一緒に、「豆本を作ろう」というワークショップを開催。少しでも、お子さんが楽しんでくれればという思いで実施しました。
このワークショップは、こどもたちに大盛況で、時間をすぎても作っては、絵を描いたり、スタンプを押したりしながら、楽しんでくれました。
もちろん、ブックハウスカフェにも「ママのバレッタ」を置いていただいています。
キャンサーペアレンツえほんプロジェクトがおすすめする絵本のコーナーも設置いただきました。
1週間という長いようで短い期間での開催となりましたが、実施してよかったなーとしみじみ。えほんプロジェクトのメンバーのみなさんには、準備など大変な苦労もあったかと思います。うまくいかなことを含めて、いろんなことがあったものの、終わってみれば本当にステキな場と時間だったなぁと感じられたんではないでしょうか。
みなさん、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございます。
「ママのバレッタ」の世界観は、確実に広がり、届くようになってきています。これからも、ますます前進させていきましょう。
また、たくさんの足を運んだいただいたみなさん。原画展においていたメッセージノートにもたくさんのコメントをいただき、またイベントへの参加、絵本の購入など、本当にありがとうございました。
感じていただけるものがあったのであれば、とても嬉しいです。そして、活動をこれからも続けていきますので、これからも温かく見守っていただければ嬉しいです。もちろん、積極的な応援も大歓迎です!
関わっていただきましてみなさん、感謝申し上げます。本当にありがとうございます!
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