「がん教育」の取り組み
5月22日(火)に行われたコチラのイベント。
ゲストトークで社会課題に触れる月1企画「十思カフェ」。
2018年度は<SDGs(持続可能な開発目標)>の各目標をローカライズした企画をお届けします。vol.2は【目標3:GOOD HEALTH AND WELL-BEING(健康と福祉)】。
2 人に1 人が「がん」にかかる時代。しかし罹患者数のうち約6 割の人は病を克服しています。今や、がんは共存する時代へと変容しています。しかし実際に抱くイメージはネガティブ。結婚、家族、性、仕事、お金などさまざまな問題に直面したり、偏見や差別に苦しんだりする人も少なくありません。一人ひとりが正しい知識を得れば、理解が進み、こうした問題も減らしていける。そこで今回は、がん経験者による情報番組を運営するNPO 法人がんノート代表理事の岸田徹さん他を迎え、がん経験談を通して命の大切さやがんについて学びながら、一人ひとりにできることを考えます。
岸田徹さん(NPO法人がんノート)にお声がけいただき、東京女子医科大の林和彦先生と一緒に、がん教育についてお話する機会をいただきました。
私自身も、こどもにがんのことを伝える、がんを通して時間や命の大切さを伝える、健康について考えてもらう、家族とのコミュニケーションを考えてもらう、そんなことができればという想いで、重要性を感じ、できる範囲で行ってきました。
今回のイベントでは、自身のがん体験と、なぜがん教育に取り組もうと思ったのか、そして、どんなことを行っているのかについて、短い時間ではありましたがお話をさせていただきました。
50名を超える方に参加いただき、がん教育への関心の高さを感じることができました。
お話した内容が、このように絵として残してくれていました。グラフィックレコーディング。
お話をさせていただいた3人で。2時間という限られた時間ではありましたが、がん教育への理解はさらに広がることに期待します。
がん教育への取り組み、これからも精力的に行っていきますので、よろしくお願いします!