35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

ナオさんの日記(20)

抗がん剤治療をやめてから3ヶ月ほど。

ナオさんの心身にはいろんな変化が現れているようです。それは、ポジとかネガみたいな簡単なものではなく、表現するには難しい、心の葛藤というか、迷いみたいなものが見え隠れしています。

 

また、着々と終活を進めている姿には、なにか、別人格が彼女を操っているような感覚にさえなります。それを平然と日記に書ける彼女の強さ(?)には、本当にいつも「すごいなー」と言ってしまいます。

 

www.huffingtonpost.jp

 

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ナオさんの写真は、ほんとうにいつもステキです。

 

 

私が求めていた『普通のお母さん』。

今、それを満喫しています。

 

とはいえ、

夫と息子の靴下やパンツ、寝具やタオルを買いだめしたり、

(自分たちでなかなか買わないだろうと......)

息子のお友達に家に遊びにきてもらったり、

(寝たきりになったら、うちには来てもらえなくなっちゃうので)

息子の嘔吐症をなんとかすべく奮闘したり、

(小児科、スクールカウンセラー、私の主治医にお世話になってます)

夫と息子の写真をたくさん撮っておいたり、

(ふたりきりになったら、ふたりの写真が残らなくなるから)

やっていることは、些細なことばかりなんですけどね。

 

期限付きであるのはもちろん、わかっています。

 

まだまだナオさんは元気です!

 

 

https://cancer-parents.com