ダイバーシティ
この言葉、良く耳にします。
私もがんになってから、もうすごい巻き込まれていった感じです。
ダイバーシティとは、
「多様性」などの意味を持つ英語。綴りは「diversity」。労働における「人材の多様さ」の概念などとして用いられる場合がある。
(実用日本語表現辞典)
とのこと。
ここでいう多様性、多様さとは、「それぞれの人の、その人らしさ」ということを指しているのかと思うんですが、なかなかそんな風には解釈されていないと感じます。
つまり、「女性」「LGBT」「病気」とか、なんかそんな状態や状況に対しての話になっていて、なんかしっくりこない。確かに、「女性活躍」とか「両立支援」みたいなものが大事ですが、それがそのままイコール、ダイバーシティではない。
お互いの『個性』を理解し、尊重する。目的や考えを明確にし、ともに進む。
理解できていなかったり、価値観を変えられなかったり、目的がずれていたり、そんなところには、ダイバーシティは実現しえない。
特徴的な状態の人だけでなく、本当の意味で、多様な人が、その人らしく、活躍できるコミュニティが大事なんだと思う。
個性に大きいも小さいもなく、あるのは、その人そのもの。70億人分の1人。
ぼくは、がんの人でもあるが、西口洋平、その人である。