35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

人事向け、がんと就労勉強会

10社ほどの大企業の人事の方にお集まりいただき、「がん治療と仕事の両立について」というテーマで、伝えるだけでなく、インタラクティブに、また、ワークをしながら、みんなで考えました。

(リクルートワークス研究所主催の「アルムナイゼミナール2017」におけるひとつのテーマとして)

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正解がない問題で、それぞれの会社の状況やスタンス、組織、体制などによって対策は異なります。大事なのは、事実を理解し、問題意識を持つことからです。

 

私からは、働きながら治療をしてきたイチ当事者との体験談。そして、支えてくれている会社のスタンス。その中で感じた、「患者と一緒につくる」「信頼貯蓄」という考え方。そして、会社が大事にしている「人理念」。

 

闘病中の社員がいる、友人ががんになりサポートしたいけどどうすればいいか、これからの問題として、など、様々な理由で参加されていました。

 

まだまだ、がんに対する感度の高い人事の方でさえ、知らないことはたくさんあり、対策も会社単位では様々なですが、これからという印象です。

 

がんになっても、働いていけるように。

発起人として参加している「がんアライ部」の活動とともに、治療との両立支援の分野においては、もっと積極的に活動をしていきたいと考えています。

 

 

https://cancer-parents.com