35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

信頼貯蓄

だいぶ間が空いてしまいましたが、ハフィントンポストのブログを書きました。

言うの非常に勇気がいったのですが、あえて言ってみようと想い、「信頼貯蓄」について書きました。

 

www.huffingtonpost.jp

 

僕のなかでは、まじめに働いてきて、病気になり、下手(不遇)を見る。そんな人を出さないようにしないといけないと思っていて、それが「がんと就労」の問題の本質だと考えています。

 

「信頼貯蓄」があるのに、貯蓄を活かせないことは、あってはなりません。ここは、会社と患者側双方の理解を促進し、「働き続ける」ことを前提にコミュニケーションをとっていくことが大事です。

 

義務と権利。こういえばドライに聞こえるかもしれませんが、会社も人の集合体であり、感情があります。そういったことも含めて、平素の仕事ぶり、態度、姿勢が大事になってくると考えています。

 

もちろん、やむを得ず病気になってからも、自身にできることは何かと考えて、行動することももちろん大事で、信頼貯蓄ができる人は、尽きることなく、貯蓄を続けていくのでしょう。

 

 

 

https://cancer-parents.com