35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

針さし

ほぼ毎週、点滴による抗がん剤治療をしています。

 

病院に行けば、採血で針をさし、点滴で針をさします。最低でも2回は、針をさされるわけです。

 

ですが、僕の血管がなかなか見えにくく、ずっと点滴をしていることもあり、「血管が逃げる」「なかで潰れている」などという状態らしく、なかなかすんなり刺させてもらえず。

 

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2度3度、失敗することもあります。そうなると、ブスブスと針をさす回数がふえていきます。どう転んでも、気持ちの良いものではなく、できることなら刺したくないわけで。

 

最高記録は、採血で2度、点滴で4度で、計6度も針をさされました。もう、痛いというか、辛いというか、悲しいというか、あきれるというか、そんな感情なわけで。

 

でも、こうして治療ができているのはとても良いことだと思っています。ありがたいです。

 

いつ、今の抗がん剤が効かなくなるかわかりませんが、できる限り続けていこうと思っていますし、針を何度刺されても我慢します。

(とはいえ、一発でお願いします)

 

 

https://cancer-parents.com