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35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

告知から丸二年

気持ち

2015年2月。胆管がんであることを告知されました。

すぐに手術をしましたが、腹膜とリンパ節に転移があり、原発部分を切除できず。ステージは4段階の4。それから今日に至るまで、全身化学療法を続けてきました。

吐き気、食欲不振、倦怠感、肌荒れ、吹き出物などの様々な副作用と付き合いながら。

抗がん剤のアレルギー反応による使用中止。

セカンドオピニオンでの、こんなにも元気なのは奇跡だという発言。

 

2年前、2年後のことを想像できなかった。

死ぬかもしれないという恐怖。この先の生活への不安。親より先に、子どもよりも先に逝くかもしれないという悔しさ。そんなもので支配されていた。

 

奇跡の連続で、ここに、いま、生きている。

ステージ4のがんであっても、なくても、ここに、いま、生きていることは奇跡。

そう思えたのは、ステージ4のがんになったから。

 

これからも奇跡は起こるかわからない。

あてにもしていない。

あるのは、今を生きることだけ。

 

明日を迎えられることの喜び。元気に生活できることのうれしさ。

おいしいものが食べられる幸せ。必要としてくれる人がいるという生きがい。

 

予断を許さない状況は続いていく。

でも、まだまだ、元気で、生きていきたい。

 

死ぬまで、生きていきていたい。

 

 

 

https://cancer-parents.com