35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

気持ち

だるま

今年は、三色にしました。 だるまの色には意味があるらしいのですが(私は知りませんでした)、その意味も含めてこの「赤」「緑」「白」にしました。 「赤」:家内安全、開運吉祥 「緑」:身体健勝、才能開花 「白」:受験合格、目標達成 受験などはありませ…

2017 - 2018

今年も無事に年を越すことができました。 本当にありがとうございます。 数多くない地元大阪への帰省は、新しい発見ばかりで毎回面白い。街の変化はもちろん、家族、こども、地域、人の動きなど、いろいろ目についてしまいます。その中にも、絶対に変わらな…

ケモ納め

2017年最後のケモ(化学療法)が終わりました。 エンドレスの治療が続いている中で、こういった区切りをつけることができるのは嬉しいです。 なんとか今年も、週1回の治療を続けてこれました。主治医はもちろん、曜日が変わった時に対応してくれる同じチーム…

文春オンライン(後編)

後編が見れるようになりました。 子どものこと、仕事のこと、そして、社会とのつながりについて。 関係性が変われば自己肯定感も高まるし、「権利を与える側と受け取る側」ではなく、お互いにギブアンドテイクみたいなマインドを持って生きていくのが大切な…

2年10ヶ月

がんの告知から、2年10月が経過しました。 体調はなんとかキープできており、すぐに死ぬことはなさそうです(笑) 胆管がん(ステージ4)に5年相対生存率は、2.9%。 もう死んでいてもおかしくない病気ではありますが、最近は逆に「生かされているのでは?」…

幸福になる

がんを告知されたとき、ぼくは恐怖感とともに「孤独」を感じました。 なぜ僕だけ?みんな元気そう。僕だけなんだ。。。 そんな気持ちから、ポジシティブになれる(なったかどうかはわからないが)までには、相当程度の時間が必要であった。 治療を継続しなが…

ナオさんの日記(20)

抗がん剤治療をやめてから3ヶ月ほど。 ナオさんの心身にはいろんな変化が現れているようです。それは、ポジとかネガみたいな簡単なものではなく、表現するには難しい、心の葛藤というか、迷いみたいなものが見え隠れしています。 また、着々と終活を進めてい…

時間、命、有限

日本人の2人に1人ががんになる。 日本人の死因第1位は、がん。 がんは、大変な病気です。 でもちょっと待ってください。 全員、絶対に、死にます。 1人に1人が、死にます。 時間は無限ではなく、命は無限ではなく、いつか終わりがきます。 そのことを理…

ナオさんの日記(19)

非常に難しいテーマ。 世間的な印象や風潮みたいなものがあり、再婚に対する風当たりは強い。また、本人もその負い目を感じてしまう。 そして、こういったことを率直に表現できることが、ステキだなと思う。 旦那さんにも、息子さんにも、ずっと居続けること…

ナオさんの日記(17)

こどもとの何気ないやりとりの中で、「がん」というものをどのように扱い、どのように接するのか。 子をもつ親であれば、避けては通れないコミュニケーションであり、非常にデリケートな問題でもある。 www.huffingtonpost.jp がん教育の必要性が叫ばれてい…

ダイバーシティ

この言葉、良く耳にします。 私もがんになってから、もうすごい巻き込まれていった感じです。 ダイバーシティとは、 「多様性」などの意味を持つ英語。綴りは「diversity」。労働における「人材の多様さ」の概念などとして用いられる場合がある。 (実用日本…

自分のために

35歳で胆管がんを告知され、ステージ4の5年生存率が一桁台であったことから、死を意識し、悩み、もがき、そのなかでできたキャンサーペアレンツ。 何のために、キャンサーペアレンツを立ち上げ、運営をしているのか。 もちろん、若い世代のがん患者のつなが…

中京テレビ「キャッチ!」

今年2月、名古屋での「キャンサーペアレンツの集い」から取材がはじまり、10月に放送となりました。 東京にいたので、生放送では見れませんでしたが、後日、録画を見ました。 感動しました。泣きました。 ここに出てくるお二方は、キャンサーペアレンツの会…

死を考える

キャンサーペアレンツを立ち上げて1年半。 嬉しいことがたくさんありました。その反面、もちろんわかってはいたことだけど、仲間の死にもたくさん触れてきました。 人一倍、誰かのために。 そんな想いが強かった方が多く、そういう想いに救われてきた人の気…

10月8日

38歳の誕生日を迎えることができました。 がんの告知から、3度目の誕生日。私は、35歳から38歳に、娘は年長さんから小学3年生になりました。 体調も生活も仕事も、いろんな浮き沈みがあり、ココロも上下があり、それでもここまでこれました。本当にみなさん…

ナオさんの日記(14)

生きるということがどういうことなのか。 心臓が動いていることなのか、それとも・・・ 長く生きればいいのか、それとも・・・ 短く太く生きるていくのか、それとも・・・ いろんな想いが交錯する日記です。 www.huffingtonpost.jp 入学式に参加できた喜びは…

振り出しに戻る

最近、活動の幅(というかキャンサーペアレンツに関係のないことも)が広がってきている。嬉しいことではあるものの、果たしてそれでいいのか?ということも思い出している。 そもそも、キャンサーペアレンツを立ち上げたのは、周囲に同世代のがんサバイバー…

ナオさんの日記(13)

死ぬときは、前のめり。 なんなんだこの言葉は!というぐらい、ナオさんにしか言えない言葉。 死を前にして、人は無力。でも、考えて、行動することはできる。事実は一つでも、その捉え方を、意味を、かえることはできる。 キャンサーペアレンツの出会いが、…

具合が悪くなると・・・

昨日は、一日調子が悪く、だるーい感じでした。 頭が重いというか、やる気が出ないというか、神経が過敏というか。なんとも表現しにくい感じではあるものの、明らかにいつもとは違う感じでした。 普段は元気なのに、こういう具合の悪い瞬間があると、必ず「…

1歳の誕生日

2016年9月21日、一般社団法人キャンサーペアレンツを設立しました。 9月21日は、娘の誕生日です。今日9歳になりました。 そして、2017年9月21日は、法人の1歳の誕生日です。こどものためにつくった会社であり、娘の誕生日に設立しました。 2015年2月、私がが…

ナオさんの日記(12)

たしかに、がんになって良かったとは思わない。 でも、なった事実は変えられない。どう向き合い、何に気づき、生きていくのか。 死を意識することで、生きる意味を考えることができる。 がんになって、そんなことを思う。 www.huffingtonpost.jp 子どもや家…

港区の情報誌

港区立男女平等参画センター「リーブラ」。 定期的に発行している情報誌『OASIS オアシス』での特集、「がんの治療と仕事の両立」というテーマにて、お話をさせていただきました。 情報誌「OASIS オアシス」第54号を発行しました! | Libra[リーブラ]:港…

歩み寄る

いち患者の立場として、よく聞かれることがある。 「どのようなサポートがあれば、良いと思いますか?」 「何か困ったことはありますか?」 この質問、ぼくはいつも答えに困ります。もちろん、不安な気持ちを取り除いて欲しいし、お金の手当てはして欲しいし…

マンスリーサポーター

毎月500円。 キャンサーペアレンツにご寄付をお願いします。 また、周囲の方にもお知らせいただければ嬉しいです。 syncable.biz 寄付金をたくさん集めることが目的ではありません。 多くの方に、キャンサーペアレンツの活動を知っていただくこと。 そして、…

死について

死ぬことはコワい。 痛いから?苦しいから?夢が叶わないから?大切な人と別れるから?生きたいから?イヤだから? がんと告知されて、真っ先に考えた死のこと。 いまだに死はコワいし、死にたくないし、死なないことに必死になっている。 でも、なぜ死がコ…

そろそろ入院かもね

先日の通院治療の際に、実施した採血結果。 肝臓の値が非常に悪く、胆管に負担にかかっている状態。ただし、ビリルビンの値はそこまで高くなく、即入院という感じでもない。 念のため、週明けにも採血をして、この値がどのように変化するのかを確認する。 通…

AYA Life

中外製薬株式会社が運営するがんと生きるAYA世代の方のための情報サイト「AYA Life」。 AYA Life-あやライフ-知ってほしい、あなたのこと、病気のこと AYA世代とは 「AYA(あや)」とはAdolescent and Young Adultの略で15歳~39歳前後の思春期・若年成人の…

自分のために

がんになって、「自分のために」生きようと考えるようになった。 それは、利己的なものではなく、なんというか、「誰かのために」ということ。 自分に言い訳をせず、自分に素直に、かっこよく生きていくこと。 それが「自分のために」ということ。そして、「…

1,000名

2016年4月にキャンサーペアレンツをスタートさせて、1年3ヶ月。 こどもをもつがん患者の登録が、1,000名を超えました。 正直な気持ちとしては、1,000名になることよりも、今、元気でいれてることに驚いています。 立ち上げた当初は、手術できない状態であり…

死ぬまで生きる

僕は、家族よりも先に逝くことになるけど、逝く者の痛みよりも、のこった者の痛みのほうが大きいのではないかと思う。でもその痛みは、お互いにはわからないもどかしさ。 — 西口 洋平 (@nishigucci) 2017年6月23日 虚無感。そして、先に逝く者として、死への…