35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

気持ち

自分のために

がんになって、「自分のために」生きようと考えるようになった。 それは、利己的なものではなく、なんというか、「誰かのために」ということ。 自分に言い訳をせず、自分に素直に、かっこよく生きていくこと。 それが「自分のために」ということ。そして、「…

1,000名

2016年4月にキャンサーペアレンツをスタートさせて、1年3ヶ月。 こどもをもつがん患者の登録が、1,000名を超えました。 正直な気持ちとしては、1,000名になることよりも、今、元気でいれてることに驚いています。 立ち上げた当初は、手術できない状態であり…

死ぬまで生きる

僕は、家族よりも先に逝くことになるけど、逝く者の痛みよりも、のこった者の痛みのほうが大きいのではないかと思う。でもその痛みは、お互いにはわからないもどかしさ。 — 西口 洋平 (@nishigucci) 2017年6月23日 虚無感。そして、先に逝く者として、死への…

『がん患者』だからこそできること。それは何なのか?(ハフポブログ)

久しぶりに、ハフポストでブログを書きました。 書いているうちに煮詰まってきて、わかりにくいところもあるかもしれませんが、なんとなくつっかえている想いみたいなものを、汲み取っていただければうれしいです。 www.huffingtonpost.jp スマートニュース…

だからできる

健康だからできる。 若いからできる。 親だからできる。 いろんな、「〇〇だからできる」がある。 ぼくはそこに、「がん患者だからできる」ことがたぶんにあると考えている。 まだまだ、「がん治療と仕事の両立」が課題になっているなかで、何が問題なのか。…

一般社団法人の決算

昨年の9月21日、娘の誕生日に設立した「一般社団法人キャンサーペアレンツ」。 まだ一年はたっていませんが、3月末の決算をしました。無事に赤字です(笑) まだまだチャレンジは始まったばかりですが、様々なご縁や出会いがあり、活動の幅も広がりつつあり…

社長の想い

私が勤務している会社。 がんであることを告知したときの社長の想い、私の想い。そして、判断。 本当に嬉しいし、頑張ってきて良かったし、さらに会社のために頑張ろうと思う。 あくまでも一つのケースかもしれないが、もし、自社でがんと告知された従業員が…

信頼貯蓄

だいぶ間が空いてしまいましたが、ハフィントンポストのブログを書きました。 言うの非常に勇気がいったのですが、あえて言ってみようと想い、「信頼貯蓄」について書きました。 www.huffingtonpost.jp 僕のなかでは、まじめに働いてきて、病気になり、下手…

別れ

キャンサーペアレンツを立ち上げて1年。 たくさんの出会いがありました。その一方で、別れもあります。 立ち上げから間もない時に会員になっていただき、多くの会員の方のよき相談相手になっていただいていた方がいました。親身になって相談にのり、みなさん…

3度目のサクラ

退院するときに咲いていたサクラ。 丸一年を迎え、去年見たサクラ。 来年、見れるかはわからない。 3度目のサクラ。 病院からは、いつも綺麗なサクラが見える。 行き交う人も、ワクワクしている。 闘病3年目に突入します。 今年も色んなチャレンジをしていく…

1歳

2016年4月1日。 自身の「ステージ4のがん」を告白し、キャンサーペアレンツの立ち上げを宣言しました。 そして今日。 2017年4月1日。 がん告白から1年、キャンサーペアレンツが1歳となりました。 この1年間。 たくさんの方に支えられ、出会い、気づき、そし…

告知から丸二年

2015年2月。胆管がんであることを告知されました。 すぐに手術をしましたが、腹膜とリンパ節に転移があり、原発部分を切除できず。ステージは4段階の4。それから今日に至るまで、全身化学療法を続けてきました。 吐き気、食欲不振、倦怠感、肌荒れ、吹き出物…

ハフポストブログ #9

第9回目は、「最後の仕事」。 ステージ4のがん患者が、いま向き合う「最後の仕事」 | 西口洋平 https://cancer-parents.com

500名

2016年4月にリリースして、10ヶ月。 ご登録いただいた方の数が、500名を超えました。 キャンサーペアレンツのTOPページのキャプチャ 多くの方にご協力をいただき、ここまで来ることができました。 ただ、まだまだはじまったばかりです。やらなきゃいけないこ…

つながる感動

キャンサーペアレンツにご登録いただく方でもっとも多い動機は、僕と同様で「まわりの同世代のがん患者がいない」ということです。 ご登録いただくと、必然的に同世代の方がおり、しかも、がん種が同じだったり、治療が同じだったり、ステージが近かったり、…

ハフポブログ #8

8回目のブログ。 セカンドオピニオンにいった時、動揺しました。病院から出ると、それまでの景色とは変わっていたというか。色がなくなっていたというか。 その日の仕事は、ほぼ手につかずでした。 www.huffingtonpost.jp https://cancer-parents.com

2017年

勝負の1年になります。 1年かどうかもわからない、1年がはじまります。 一つ目は、私のからだです。 抗がん剤治療をはじめて、2月で丸2年。当初は二つの抗がん剤から、1年後にはひとつになり、もし今の抗がん剤が使えなくなったら、どうなるのか。間違いなく…

年末年始

地元の大阪に帰り、ゆっくり。 年末、なつかしの地を散歩してきた。とくにあてもなく大阪駅へ。 ひとり暮らししていた頃、家の近くにあったラーメン屋さん。仕事帰りによくいっていたなつかしの店。 大阪駅から少し南へ。中の島の中央公会堂。ここで結婚式を…

そわそわ

時間があるときほど、そわそわしてる。 忙しくしているときほど、疲れも忘れて熱中してる。 いろいろ考えてるときほど、ワクワクしてる。 でも、妄想したり、焦ったり、体力使ったり、そうするとやっぱり疲れる。 そんなときは寝る。とにかく寝る。そして、…

生存率数%へのチャレンジ

胆管がん。 手術ができたとしても予後が悪い病気だが、私は手術ができていない。なおさら悪い。しかし、発見から1年半が経過しても、当時と変わりなく、元気でいられる。でも、おなかの中には、悪い顔をしたがん細胞が居座っている。 抗がん剤が効いているの…

テレビを見た、娘からの手紙

仕事を終えて家に帰ると、手紙が。 妻と相談しながら書いたと思うが、いろいろ考えてるんだなーと、しみじみ。 ありがとう。 おげんきでね。 http://cancer-parents.com

元気に、長生き。

ただ、長生きはしたくない。 延命だけが目的の治療はしたくない。 ベッドの上から動くことができない状態での長生きは望まない。 元気に、長生きしたい。 そう、1日でも長く、元気に。 元気な今日、できることを。 http://cancer-parents.com

告知後に書いたブログ

いまは更新をしていませんが、どこにもぶつける場所がなく、病院の待合室でひっそりと書いていたブログ。 公にするつもりはなかったが、当時の気持ちを忘れかけていたこともあり、改めて見てみる。当時の感情がよみがえってくる。 ameblo.jp まだまだ、これ…

じぃじに、なりたい

当たり前になれると思ってた。 でも、当たり前ではなくなった。 じぃじに、なりたい。 http://cancer-parents.com

誕生日

9月は、むすめの誕生日。 がんの告知を受けてから、2回目の誕生日。 2月の告知だったので、最初の誕生日でさえ迎えられるか不安だった。 1回目の誕生日が来て、欲が出て、2回目を迎えたいと思った。 そして、2回目を迎えることができた。 また、欲が出てきた…

お金

何かをやるには、お金が必要です。 やらしいとか、汚いとか、そんなことも言われますが、お金が必要なんです。 大きな夢を持ち、その夢の実現のために、少しのお金が必要です。 お金の大切さ、痛感しています。 http://cancer-parents.com

いつか死ぬ

そう、いつかは死ぬ。 死ぬために生きてるのかも。 でも、いつかはわからない。 みんなわからない。 僕は明確に、いつか死ぬとわかった。 ただ、それだけのこと。 そう、いつかは死ぬ。 http://cancer-parents.com

1番じゃなくていい。

仕事をしていると、どうしても、「やるからには1番に」「トップを目指そう」「1番以外、意味がない」などという言葉が出てくる。その言葉に振り回されて、いつの間にか、「1番を目指さないといけない」「1番であるべき」みたいな発想になっていた。 誰か…

3ヶ月ごとの命

3ヶ月後は生きているだろう、が、半年後、1年後はわからない。 これが、今のぼくの状態です。 将来を憂うのではなく、今を楽しもう。 これが、今のぼくの考えです。 やりたいこと、楽しいこと、元気になる、長く生きる。 これが、今のぼくの信じるところで…

カッコイイかどうか

僕の最近の判断基準です。 お金とか、名誉とか、そういうものではなく、自分の中にある絶対的なもの。自分がカッコイと思えるものかどうか。 他人から見たら、ダサイとか、儲からないのにとか、時間がもったいないとか、そんなことを思われるかもしれない。…

こどもへの残し方

いろんな考えがあると思う。 そもそも、そんなことを考えるな、生きろ!とか。 手紙やビデオを残しておいたら。とか。 今、想いでをたくさん残してあげて。とか。 僕にも考えがある。 それは、こどもが大きくなったときに、父の存在に気付けること。父のこと…

心からやりたいと思えるコト

「がん」になって気づいたこと。 それは、やりたいことに出会えたこと。 これまでの仕事が、決してやりたくないことではなかった。むしろ、楽しんでいたと思う。ただ、いざ「死」を意識した時に、死ぬ前にやることとして自分が納得できるのかどうかという問…

時間軸

5年後、10年後。 それは、当たり前に来るものだと思っていた。なんの疑いもなく。自身の将来、こどもの将来を考え、今、行動する。そう、それは、来るべき未来のために。 でも、こどもが進路で悩んだり、いきいき仕事をしたり、結婚、出産を経験して、大人に…

新入社員

5年ぶりに古巣に戻り、業務をスタート。 古巣とはいえ、スピードの速い会社なので、知っているメンバーはちらほらで、人数が飛躍的に増えたこともあり、知らない人ばかり・・・。 仕事も慣れないものばかりなので、戸惑うこともあるが、いくつになっても新た…

最後の仕事

2つの仕事を、最後の仕事としたい。 2002年に新卒で入社した会社に、約15年にわたって僕はお世話になった。正直、しんどいこともたくさんあったけど、今の僕があるのは会社のおかげ。恩返しがしたい。僕にできることはなにか。会社の激動の歴史を知る人とし…

はじめました。

告知から1年3ヶ月、治療も曲がり角を迎え、自身の今後の身の振り方を考えている。 そんなタイミングで、ブログ、はじめてみました。 考えがまとまらないこともたくさんある。誰に相談していいかわからないこともある。 でも今は、前に進もうと思う。 勇気は…