がんになっても働きたい
以前から取材いただいた内容が、ようやく記事になりました。
リアルな内容ですので、是非ご覧いただきたいです。
こちらに出てくる辻さん、関さん。
お二方は、キャンサーペアレンツの会員で、ご自身のことで大変な中で、活動のサポートしてくれたり、こうして取材にご協力いただき、「少しでもがん患者のリアルを知ってもらって、環境が良くなるのであれば」という想いをお持ちです。それは、私もおなじ想いです。その想いでつながっているだと思います。
キャンサーペアレンツとして、働く世代、子育て世代のがん患者さんの声を社会へ届け、がんになっても働きやすい、子育てしやすい、生きていきやすい社会を目指しています。
是非、患者さんの声に耳を傾けていただき、一緒に考えていただければ嬉しいです。
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子育て世代のがん患者における教育費に関する調査
本日、ライフネット生命保険より、リリースがありました。
一般社団法人キャンサーペアレンツ×ライフネット生命保険共同調査
「子育て世代のがん患者における教育費に関する調査」
https://www.lifenet-seimei.co.jp/shared/pdf/201904-05-news.pdf
キャンサーペアレンツ会員の方にご協力をいただき、このアンケートを実施しました。
そもそも、この「教育費」にスポットをあてたのは、なぜか。
がんになると、収入が減り、支出が増える。それは大変。そんなことは容易に想像できる。では、使えるお金が減った分、何を減らし、何を維持し、何を増やしているのか。また、もしお金の工面はどうしたのか。こんな、お金に関するさらに深い調査をしたいという話がありました。
たしかに、そうなんです。ここに、患者さんそれぞれの価値観があり、生き方があり、悩みや葛藤があるんです。使えるお金が減ったことに対しては、大変ではあるが、なんともできないわけです。
まず、私の経験から。
仕事での収入は、二分のイチに。そして、治療費は年間で50~100万円ほど。これは、もうなんとも立ちゆかない。
これまでの貯蓄を切り崩しながら、親からの援助。これがないとやっていけませんでした。また、何を削ったかといえば、私自身の食費(外食)や被服費(服)、家族の娯楽費などです。しかし、これだけでは無理です。手をつけたくはない、こどもの「教育費」(〇ネッセ、塾など)を削るかどうかは悩みました。でも、削りませんでした。なんとかかんとか、やりくりしました。まぁ、おかげで貯金はほぼなくなりました(笑)
ここで、興味深いと思ったのが、「親の援助」と「教育費」でした。この二つの患者さんの意識調査は、これまで見たことがことがなく、あらたな事実として社会へ伝えて、子育て世代のがん患者のリアルを発信しよう。そう、ライフネット生命や、キャンサーペアレンツ内で話し合いをしました。
そして、その事実を知って欲しいのは、我々患者はもちろんですが、明日がんになるかもしれない、子育て世代の一般の方々です。そのためには、保険という商品を通じて、日々、“がんではない人”にがん保険などの保険商品を販売している会社であり、営業の方です。そうした方々を通じて、情報をお伝えできればいいなと思い、お互いに利害を考えながら、より情報を広げるべく、今回のアンケート調査実施となりました。
利用したのは、国内初のがん患者向け調査サービス『キャンサーベイ』。キャンサーペアレンツ会員の方を対象とした調査です。
どのような設問にするか、流れはどうするか、謝礼金額や方法はどうするか、スケジュールはどうするか。そんなことを話合いながら、2019年1月に調査を実施しました。
1週間ほどの期間で、398名の回答が集まりました。本当にありがとうございます。
その結果がコチラです。
・2人に1人が「がん罹患によって、子どもの教育計画影響あった・今後ある」と回答
・3人に1人が「親からの金銭的なサポートあった」
└ サポートがあった人のうち、「親から100万円以上の援助を受けた」45%
やっぱりかと思うこともあれば、意外なこともあり、非常に興味深い結果となりました。
こうした調査を通じて、子育て世代、働く世代のがん患者の声を社会へ発信し、がんになっても生きていきやすい社会を目指していきます。
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3周年、リニューアル!
2015年2月、35歳のときに、ステージ4の胆管がんだと告知されました。
2016年4月1日に、会員数1名でスタートした「キャンサーペアレンツ」。
2019年4月1日に3周年を迎え、会員数は3,000名を超えました。
現在も、がん治療は続いています。
これまでたくさんの方に支えていただき、ここまで来ることができました。
来たというよりも、ようやくスタートラインに立てたという感じでしょうか。みなさんのチカラが、試合ができる土俵に上げてくれたという感じでしょうか。
そんな「キャンサーペアレンツ」ですが、4年目を迎えるにあたり、活動のメインであるコミュニティサイトのリニューアルを行いました。
デザインも一部刷新し、スピードの改善、新機能の追加などを行いました。ドキドキヒヤヒヤのオープンでしたが、今のところ、大きなトラブルもなく、利用者の方々からは概ね好評です。嬉しいというよりも、ほっとしているというのがホンネのところです。
そして、このリニューアルだけでなく、一般社団法人キャンサーペアレンツとしても、今後の活動をより広げていくために、新たなボードメンバー(理事)を迎えました。
設立前から一緒に進めてきて、設立時に理事として参画してもらいました。高校時代の同級生で、同じサッカー部で汗を流しました。私ががんになったときに、心配を通り超えて、「一緒にビジネスをやろう」と提案をしてくれたのが、大きな転機となりました。
複数のIT企業で人事責任者として活躍されているので、人事に関わることや事業に関することなどをサポートしてくれています。
高橋さんも、設立当初から理事として活動を支えてくれています。
元々、同じ職場で勤務していて、その時から「すごい気が利いて、サポート力がハンパない」と感じる方で、活動をスタートしてまもなくして、「手伝いたい」という声をかけてくれました。すぐには仕事はなかったものの、2人では手が回らないことも出てくるかもしれないと思って率直に相談したら、そんな曖昧な状態でも快く引き受けてくれました。2016年9月の一般社団法人設立時に、理事になっていただきました。
ユーザー対応業務はもちろん、現在進めていこうとしている『キャンサーベイ』の事業におけるリサーチ実務についても精通していて、一緒に盛り上げていきます。
中川さんは、我々が事業を進めていく中で、出会った方です。神吉さんが、ある会社の事業プランにキャンサーペアレンツとは別事業で応募したところ、キャンサーペアレンツの話になりました。この活動にとても興味を持っていただき、中川さん、神吉さん、西口の3人で会って、是非手伝って欲しいとお願いをしました。
大学では、ロボットなどのエンジニアリング領域を学び、IT企業で新規事業に関わる仕事をされていました。現在は、自身の会社経営や多様な会社のサポートをしています。事業面、技術面の双方の知見をもつ、心強いメンバーです。
キャンサーペアレンツを開設してまもなく、登録をしていただいたのが、前田さんです。どこの馬の骨ともわからないコミュニティに登録をしてくれて、積極的に活用していただきました。ご自身ががんというだけでなく、お子さんも小児がん。そんな状況を感じさせない、いつも明るく楽しい方です。
前田さんがリーダーとして進めてきた「えほんプロジェクト」は、たくさんの難関を突破し、2018年12月に絵本「ママのバレッタ」の商業出版にこぎつけました。
その行動力とリーダーシップは、すごい!
同じくがんサバイバーの方で、最初の出会いは数年前に「がんノート」というがん情報番組のイベントででした。お嬢さんと一緒に参加されていて、おなじくキャンサーペアレンツだと思い、声をかけさせていただきました。
永江さんの闘病twitterを見て、すごいなーと思いました。そして、社会復帰されてからもとても活躍されていて、現在はIT企業の経営者。同じキャンサーペアレンツとして、経営的な観点、事業的な観点、そして技術的な観点から様々なアドバイスが欲しいと考えて、理事に入っていただきました。
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ここに私を含めた、6名の理事でキャンサーペアレンツを運営していきます。
4年目となるわけですが、中身はまだまだよちよち歩きで、お世辞にも順調とはいえない状態です。それでもこうして仲間が増えて、一緒に盛り上げていこう!という感じなので、がんばります。私もプレッシャーです(笑)
つながりがつながりを呼び、こうして広がってきました。
つながりは生きるチカラになる。まさしく、キャンサーペアレンツは、私の生きるチカラであり、ここに記載した理事の方はもちろん、会員の方、サポートいただいている方、このブログを見ていただいている方、みなさんに私は生かされていると感じます。生きるチカラを得ている張本人です。本当にありがとうございます。
これからも、キャンサーペアレンツとともに、生きていこうと考えています。
様々なチャレンジの中で、うまくいかないこともたくさんあると思いますが、温かい目で見守っていただければ嬉しいです。そして、愛のあるダメ出しや、こんな事業あるよとか、こうやって儲けようなど、いろんなご意見も是非お願いいたします。
4期目を迎えるキャンサーペアレンツ。
これからもよろしくお願いいたします。
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娘に残したいもの(ninaru baby)
ママと一緒に子育てしていくサイト「ninaru baby」に、取材記事が掲載されました。
最初にお話をいただいたときには、子育て中のママさんに対して、何か言えることが僕にはあるのかと考えてましたが、なんとかかんかとか、お話した内容をまとめていただきました。
何か感じてもらえることがあれば嬉しいです。
↓記事は、コチラ↓
「よく聞かれるんです、『子どもに残したいものはありますか』って。周りのがん患者の人たちの話を聞くと、手紙を残す人が多いみたいなんですが、僕にはあまりしっくりこなくて…」
“子どもに何を残すかー”
西口さんがその答えにたどり着いたのは、小学校一年生になった娘と一緒に夕食のテーブルを囲んだときでした。
「娘が食事を残そうとしたんです。その様子を見て、なぜか危機感めいたものが湧き上がってきました。僕が“今”注意しないと、誰ももう注意しないかもしれない、と。僕がいなくなったら、この子のしつけはどうなる、と」
それからというもの、西口さんは娘の人間性の教育に特に力を入れるようになったといいます。自分がいなくなってからも、娘が余計な苦労をしないように。
キャンサーペアレンツは僕が生きた証
西口さんが子どもに残したいものは、礼儀・礼節といった人間性だけではありません。
「今僕が運営しているキャンサーペアレンツを残したいと思っているんです」
西口さんがそう考えるのには、理由があります。キャンサーぺアレンツという自分が作ったサービスを残すことによって、自分が存在していた痕跡を残したいという思いがあるからです。
キャンサーペアレンツの存続も、娘のしつけも、僕のエゴ
「子どもに何を残すか」という話になると「子どものために何を残すか」とも受け取られがちです。しかし、西口さんはそう考えてはいません。
「もちろん、僕がいなくなってからも、キャンサーペアレンツが何十年と続いてほしい気持ちはあります。しかし、それはあくまで結果論。キャンサーペアレンツがずっと継続することよりも、僕が消えるそのときまでに、納得いくまで行動できたかが、僕の中では大事なんです」
悔いを残して消えたくないー。そんな思いのほうが強いと西口さんは言います。
こどもに何を残すか。
これは、親として大きなテーマです。ひょっとすると、生き様だったり、背中見せるとか、死を前提としないのであれば、一緒に生きる中で考えていくことになりますが、私の場合は、ちょっと違うわけです。
それが果たして、本当に違うのか。
実は違わないのかもしれません。大切なことに気付けたのは、病気のおかげかもしれません。生きていても、死んでも、というか、生きているのか、死ぬのかは、誰にもわからないわけです。いつどうなってもいいように、その日々が残すものになります。
そんな当たり前にことに気付けたわけです。
とっくにそんなことは分かっているという方ばかりかもしれませんが、この記事を通じて、気付きや発見があれば嬉しいです。
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ちちんぷいぷいの「ニュースな人」!
関西の人気情報番組「ちちんぷいぷい」(毎日放送MBS)。大阪出身のわたしとしては、よく見ていた番組で、ここに出れるなんて驚きだし、ちょっと恥ずかしいような、怖いような感じでした。
約1年半前に、西靖アナウンサーに取材をしていただきました。その後、どうなったかを西アナウンサーが気になった方に会いに行くという感じで、2回目の登場となりました。しかも、4月の番組改編で、放送時間が変わることにより、この「ニュースな人」のコーナーがなくなるとのことで、最終回で私を取り上げていただきました。なんとも
まぁ、嬉しいことです。
1回目の放送はこちら。2017年の夏でした。
今回は、西靖アナウンサーとも「ママのバレッタ」を挟んで写真をとってもらいました。
また、放送の様子は、Yahoo!ニュースにも出ました。
(放送よりも、こちらのほうが反響ありました笑)
4年前に「ステージ4の胆管がん」と告知された39歳の男性。当時35歳で幼稚園に通う子どもがいた男性は、「キャンサーペアレンツ」という子どものいるがん患者の交流団体を立ち上げました。スローガンは「つながりは生きるチカラになる」。MBSでは1年半前にこの男性を取材しましたが、その後の活動について話を聞きました。
ステージ4の胆管がん 治療や仕事は子どもがいるがん患者の交流団体「キャンサーペアレンツ」の代表の西口洋平さん(39)。ステージ4の胆管がんを患っています。西口さんががんと告知されたのは4年前、35歳の時でした。医者からは5年生きることはないと思うと告げられたそうです。
すぐに手術を受けましたが、お腹を切ってみると腹膜やリンパ節にも転移していることがわかり、がんを取り除くことはできませんでした。前回の取材から1年半。
Q.西口さんの体調は?
「前回(2017年7月)から体調は変わってないですが治療が、変わりました。効くと言われている薬がもうないので、治験に入っていま飲み薬に変わったんですね。定期的に検査をするんですけど、いまの状態が続くのであればいいなと」(西口洋平さん)
西口さんが勤務するのは東京に本社を置く、就職や転職の情報サービス会社「エン・ジャパン」。体調に合わせて週に2日か3日働いています。
「いろんな人たちと関わりながら仕事ができるというのはありがたい。周りの人たちも病気だけれども普通に働けるんだ、というを理解してもらえるきっかけになると思います」(西口洋平さん)
「キャンサーペアレンツ」会員数は3200人を超えるそんな西口さんの生きる希望のひとつが、現在小学4年の一人娘・倖さん(10)の存在です。
「小学校を卒業して中学どうするという話が出てくる。あと2年…制服ってどんなだろう、興味はありますよね。見たいですよね」(西口洋平さん)
倖さんに自分らしい何かを残せないか。そう考えた西口さんは、子育てをしながら闘病するがん患者が交流する団体「キャンサーペアレンツ」を2016年にたった一人で立ち上げました。子どもに病気のことを伝えた方がいいのか、伝えるとしてどう言えばいいのか…。同じ悩みを抱えた親同士が、自らの葛藤を吐き出します。活動開始から3年。会員数は3200人を超えました。
「僕らのスローガンは『つながりは生きるチカラになる』。なかには患者さんが、がんと言われた瞬間に『死ぬかもしれないどうしよう』、仕事を辞めたり家族にも自分の気持ちが言えない。すごく孤独感に駆られるわけですけど、そこで他人とつながること、社会とつながっていくことによって、支えられる環境ができるわけですよね。最終的には本人の『もっと生きよう』『治療に前向きに取り組もう』ということにつながっていく」(西口洋平さん)
「一歩みなさん踏み出した」メンバーの発案でできた1冊の絵本そして去年11月、キャンサーペアレンツのメンバーの発案で、1冊の絵本が生まれました。タイトルは「ママのバレッタ」。
【ママのバレッタより】
(娘)「ママががんになった」
(ママ)「がんをやっつけるために、こうがんざいをしたの。でもね、じっさいにかみの毛がなくなってみると、いいこともいっぱいあったんだよ。ぼうしもいろいろたのしめるし」
Q.絵本のアイデアが出てくることは代表としては?
「めちゃくちゃうれしいですよね。仕事もどうしようと悩んでいた人たちが、『こんな本あったらいい』と言って、一歩みなさん踏み出した。いままでのがんの絵本はだいたい死んじゃう話で、お星さんになったので『お母さん見ててね』と、ちょっと悲しい話が多かった。僕らの世代でいうと生存率も上がっていますし、治療しながら生きていく人たちもたくさんいらっしゃる中でいうと、死なない前提のがんの話もあったほうがいいんじゃないかと。日常を描くというがんの絵本を作りました」(西口洋平さん)
「つながりは生きるチカラになる」。キャンサーペアレンツはいま、西口さんの生きる力そのものです。
「この活動がなかったとしたら僕はひょっとしたらいないかもしれない、と思っているくらいなんですね。活動をやっていることによって、いろんな人が共感してくれて、サポートしたいと言ってくれることがよかったなと。僕自身が一番つながりのパワーを感じている張本人なので」(西口洋平さん)
(3月20日放送 MBSテレビ「ちちんぷいぷい」内『ニュースな人』より)
こうして、キャンサーペアレンツのことを取り上げていただけるのは、本当に嬉しいことです。こうやって、見ていただけているからこそ頑張ろうと思えるし、ここまで生きてこれたんだろうと思います。
まだまだ、チャレンジは続きますが、もっともっと大きな活動につなげていって、子育て世代のがん患者さんにとって、つながる場があり、孤独感を感じずに、生きていけるようになればと考えています。
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小学生からのコメントが届いた! #がんの授業
今年度も、たくさんの小学校、中学校、高校を訪問させていただき、#がんの授業 を担当させていただきました。たくさんのこどもたちの笑顔やまっすぐな眼差しに触れて、たくさんの元気をもらうことができました。このような機会をいただけたこと、本当にありがとうございます。
また、授業を担当させていただいた学校からは、「来年もお待ちしていますよ」と、お声がけいただくことが多く、(授業の内容はまだまだ改善しないといけないものの)治療中である私へのエールとして受け取り、本当に嬉しくなりました。
そして、訪問する学校に必ずお願いしている、授業後の感想文。簡単なものでも、必ず書いてもらうようにしています。そして、それを私あてに送ってもらっています。これを見るのがいつも楽しみで、授業への反省はもちろんありますし、伝わっているなーと感じることもでき、また、こどもなりの視点や捉え方があり、勉強になることもたくさんあります。
今回は、都内の小学6年生からの感想文。その一部を紹介したいと思います。100枚以上の感想文、全部を紹介したいぐらいです。
みんながいろんなことを感じて、考えて、書いてくれたこと。本当に嬉しいし、ぼく自身もまたがんばろと思いました。
来年、君たちの後輩に話をしにいきます!また来年!
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がん保険を通じて、がんの理解を広げる活動を行っています!
『#キャンサーベイ』スタートします!
キャンサーペアレンツとして、新たなサービスをリリースしました。その名も、『キャンサーベイ』という、がん患者さん向けの調査サービスです。
※『キャンサーベイ』とは、cancer(がん)とsurvey(調査)を掛け合わせた造語です。
子どもをもつがん患者のためのコミュニティサービス「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~(https://cancer-parents.com)」は、2016年4月のローンチ以来、子育て世代や働く世代のがん患者の“声”を社会へ発信し、がんになっても子育てしやすい、働きやすい、生きやすい社会を目指して活動をしてきました。
ローンチから約3年が経過し、会員数は全国に約3,000名、会員の平均年齢は約43歳と、これまでに類を見ない子育て世代のがん患者の大規模コミュニティとなりました。
今後、より広くがん患者の “声” を社会へ発信するために、調査を通じてたくさんの方々の意見を集めるべく、医療領域のリサーチに強みを持つメディリード社とともに、がん患者向け調査サービス『キャンサーベイ』をリリースすることになりました。
がん患者さんにとって、自身の意見で社会が変わるきっかけを作れることは、患者さんの「生きるチカラ」につながっていくと確信しています。また、調査元の企業や団体などから回答への謝礼金をお渡しすることにより、子育てや治療、それに伴う収入減少などを少しでもサポートできるのではないかとも考えています。
これまで、子育て世代でがんになることについては、あまり取り上げられることなく、社会的にも問題として扱われてきませんでした。就労の問題については、ようやく議論されるようになってきましたが、子どもへの伝え方、家族とのコミュニケーション、親との関係性、地域との関わりかた、医療者や医療機関とのスムーズなやりとり、社会保障制度には何があるのか、性や妊よう性の問題、かかるお金と家計にやりくり、がんをきっかけとした離婚、離別後の再婚、義理の親との関係など。この他にも、たくさんの問題があります。
そういった様々な問題を、これまではオピニオンリーダーが発信をしてきました。しかし、これからは、そういうリーダーの意見だけでなく、「声なき声」にしっかりと耳を傾けて、問題の深いところにまでリーチし、把握し、その上で、対策を考えていけるようになると考えています。その一つは、今回リリースした『キャンサーベイ』です。
これまでの発想では、“がん”という疾患を捉えて、医療領域に関わるサーベイのイメージが強く、我々自身もそのように考えていた傾向があります。
しかし、がん患者さんを取り巻く環境は、医療だけではありません。仕事や子育てはもちろん、衣食住、お金、家族、教育、娯楽など、生活そのものです。そういった、がん患者さんの生活にスポットを当てることも可能であり、そこからがん患者さんのリアルに触れて頂けるようになります。それが、がんというものに対する、誤解や偏見などを取り去るきっかけになればと考えています。
ぜひ、様々な企業や団体などとともに、この『キャンサーベイ』を進めていきたいと考えています。気軽にご相談いただければ、嬉しいです。
その一つのご依頼が、がん患者さんの声で社会を変えるきっかけとなり、それによる、がんという経験でショックを受けそれでも前を向こうとする、がん患者さんの生きるチカラにつながります。
よろしくお願いいたします。
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第2回日経ソーシャルビジネスコンテスト表彰式
昨年の第1回で、特別賞をいただいたご縁で、いろいろと関わらせていただいた日経ソーシャルビジネスコンテスト。今回第2回目ということで、1回目の倍、いや3倍にも4倍にもパワーアップしたコンテストになっていて、ビックリ。1回目でないと、賞なんていただけてなかったなと、安心したりしていました。
今回、ファイナリストに残ったすべての事業がステキすぎて、もう本当にいいなーと思いました。最終選考会にも参加しましたが、この中で僕がプレゼンしてたら、箸にも棒にもかからなかっただろうと、ちょっと凹みました(笑)。
3つの事業が賞を獲得しました。
もうどの事業も、泣きそうなぐらい想いが詰まっていて、いや、泣きました。やっぱり、ここまで事業に想いをかけられるのはスゴイし、共感するし、感動する。
その他の事業もすごいんです。ぜひ、知って欲しい。
一般社団法人教育環境デザイン研究所、マミーズアワーズプロジェクト、株式会社コークッキング、株式会社With The World、一般社団法人STREET RUGBY ALLIANCE、罠オーナー、認定NPO法人D×P、株式会社いろどり、WeCare、Your School
たくさんの学びと刺激をいただきました。負けてられない!と。
表彰式の前に行われたパネルディスカッションでは、第1回目で受賞した3つの会社が登壇して、この1年の成果を共有しました。
株式会社コラボプラネット、NPO法人AfriMedico、そして一般社団法人キャンサーペアレンツ。
みなさん、事業が前進していてすごい。ここでも、チカラの差を見せ付けられた感じになりました。
ぼくは、自己紹介で勝手に持ち込んだ、キャンサーペアレンツの絵本「ママのバレッタ」の宣伝をしました。
また、参加された方々にキャンサーペアレンツのことをお伝えする機会もいただきましたが、笑いもとれずにおわりました(涙)
最後は、参加されたみなさんと記念写真。
審査員であり、パネルディスカッションをご一緒させていただいた、藤野英人さんから言われたこと。それは、「第1回目に出てくるのは、だいたい山賊みたいな人。第2回目からは普通になる。でも、その山賊がいるから続いていくわけで、ぜひ頑張ってほしい」と。
まぁ、僕はまさしく山賊です。好き勝手やって、ビジネスモデルもないのに、気持ちだけで賞をいただいたわけですから。でも、徐々に事業のカタチもできつつあり、もう少しで軌道に乗せられるかもしれません。
これからも日経ソーシャルビジネスコンテストには関わっていきたいわけですが、今回の受賞者が素晴らしすぎて、なかなか出番はないかもしれませんが、何かあれば呼んでください、事務局のみなさん。
これからも地に足をつけて、事業を行っていきます。
山賊ではありますが、これからもよろしくお願いします。
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毎日新聞「くらしとつなぐ」
2月27日(水)の毎日新聞朝刊。
国立がん研究センター東病院の坂本はと恵さんのコラムにて、『ママのバレッタ』を取り上げていただきました。ありがとうございます。
伝わる「一人じゃない」
国立がん研究センター東病院 がん相談統括専門職 坂本はと恵
坂本さんは、先日開催した「出版感謝の集い」にも足を運んでいただき、絵本のコンセプトにとても共感いただきました。ここにある写真は、その際に、著者であるたなかさとこさんと一緒に撮影いただいたものです。
坂本さんとは、2年前のシンポジウムでご一緒させていただいてからのご縁で、以降、様々な場でお会いすることになります。医療者としては、個別の患者会や患者サービスを勧めることはあまりないという中で、キャンサーペアレンツやママのバレッタについては、ことあるごとにご紹介いただいているようで、とても嬉しい気持ちになりました。
まだまだ医療現場では、キャンサーペアレンツは認知されておらず、こうして医療者の方を通じて、患者さんへ届くのは本当に嬉しいです。そして、利用された患者さんとのコミュニケーションが生まれ、気持ちがまたラクになっていく。ぜひ、患者さんに届くように、認知拡大へのご協力をお願いします。
そのためにも、こうしたメディアを通じた発信により、キャンサーペアレンツのことを知っていただけるきっかけになればと考えています。
坂本さん、今回はステキな記事とともに、キャンサーペアレンツのことを取り上げていただきまして、誠にありがとうございます。
これからも宜しくお願いいます!
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「約9割が、病院で運動に関する情報得られず」
先日、クリニコ社(森永乳業グループ)とともに、運動と栄養に関するアンケートを、キャンサーペアレンツの会員の方に実施をしました。その結果について、クリニコ社からプレスリリースが出ました。
『約9割が、病院で運動に関する情報得られず』
https://www.clinico.co.jp/pdf/20190219.pdf
※アンケート結果の詳細については、あらためてシェアさせていただきます。
こちらのリリース内にも書いてあるように、なかなか得られにくい運動や栄養に関する情報を、医療者から聞いて実際にやってみようということで、イベントを開催します。
「栄養と運動」ワークショップ
日時:2019年3月3日(日)13時~16時
場所:森永プラザビル23階 A・B会議室
東京都港区芝5-33-1 森永プラザビル本館
※入口は1階ですので、ご注意ください。
※JR山手線・京浜東北線「田町駅」より徒歩1分、都営三田線「三田駅」より徒歩3分
講師:石木寛人先生(国立がん研究センター中央病院 緩和医療科 医師)
金川潤也先生(埼玉医科大学 緩和医療科 理学療法士)
内容:栄養(石木先生)やエクササイズ(金川先生)の講義やグループワーク、栄養補助食品を利用したレシピや試食などをご用意しています。
協賛企業:株式会社クリニコ
★参加費は無料です★
お申し込みはコチラから受けつけています。
キャンサーペアレンツ会員の方向けのイベントですが、オブザーブ参加や取材のご希望などがあれば、事務局(info@cancer-parents.com)までお問い合わせください。
今後も、このようながん患者さんの情報をあつめ、世の中に発信していく中で、キャンサーペアレンツとしてできることを積極的におこなっていきます。
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