35歳でのがん告知、最後の仕事。

35歳、妻と子(6歳)を持つサラリーマンに訪れた、突然のステージ4のがん告知。自身と同じ境遇の人たちが繋がれる「キャンサーペアレンツ~こどもをもつがん患者でつながろう~」(https://cancer-parents.com)を立ち上げ、治療と平行して活動を続けている。最後の仕事の記録とする。

製薬会社で、研修を担当しました。

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製薬会社の人事部門にて、患者さんの声を聞いて、会社や組織(もちろん自身も)の役割を考える機会を作ろうというテーマで、研修を担当させていただきました。

 

やはり、大きなポイントは、『自分事化』をすることなので、みなさんで自分や同僚ががんになったら、どうするのか?というディスカッションからスタートしました。たくさんの意見交換があり、それを紙に書き、発表していただきました。

 

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その後、がん体験者の話を、キャンサーペアレンツの2人から包み隠さず、お伝えをさせていただきました。それは、講演のようなカタイ形式ではなく、2人で掛け合いをしながら、質問にも答えながらという、ラフな感じです。

 

その話を聞いていただた後、会社として組織として、何ができるのか。そのことについて、各グループで再度ディスカッションをしていただきました。

 

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様々な意見が出て、会社のなかで、様々な動きが出てきそうな予感がしました。

これは、がんという病気への対策だけでなく、一緒に働く会社の仲間が、通常通り働けなくなったときのためであり、自分のためでもあります。

 

キャンサーペアレンツとしても、こうした活動を通じて、がんに対して少しでも理解が広がり、結果として、がんに関わらず支援の体制や輪が広がっていくことを願っています。もちろん、働きながらがんを患った方には、キャンサーペアレンツを利用してほしい。

 

私たちにとっても、様々な意見に触れ、考えに触れ、想いだけではどうにもできない悩みに触れ、非常に有意義な時間となりました。このような機会をいただきまして、ありがとうございました。

 

これからも、企業内でこのような取り組みを継続していきたいと考えています。

 

 

 

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古巣で、キャリアセミナー

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2002年にエン・ジャパンに新卒1期生として入社し、紆余曲折ありながらも、リーマンショックや東北大震災を経て、2012年からの4年間、グループ会社である「エンワールド・ジャパン」に勤務しました。

 

エンワールド・ジャパンにいるときに、がんが見つかり、治療しながら働くことについて考えましたし、これからのキャリアのことについても考えました。

 

2016年7月には、親会社であるエン・ジャパンに人事として戻ることになります。これは、僕自身のわがままによるもので、会社がそれを受け入れてくれました。

 

がんが見つかって1年間、治療しながら働き、元気に生活することができました。しかし、予後の悪いがん。いつまでこの状況が続くのかはわかりません。死ぬまでにチャレンジしたいこと、キャンサーペアレンツの活動に注力したい。かと言って、これまでお世話になった会社をすぐに辞めれるかと言えば、恩返しもできずにというのは違う。

 

そんな気持ちを率直に社長に伝えたら、両方やればいいと。キャンサーペアレンツの活動もやればいいし、会社のことも手伝って欲しいと。

 

それからは、エン・ジャパンに籍を置きながら、キャンサーペアレンツの代表として、2足のわらじで活動をしています。

 

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そんな僕が、このキャンサーペアレンツをどんな想いで立ち上げ、ぶっちゃけ仕事になってるの?お金になってるの?エンワールドでの経験は活かされているの?みたいな話をして欲しいということで、僭越ながらお話をしました。

 

若いメンバーが中心なので、「がん」という病気にも誤解があるし、治療しながら働くということを考えるいい機会でもあるので、そのあたりのお話もさせていただきました。

 

 

エン・ジャパンと、エンワールドで重ねてきた経験は、キャンサーペアレンツの活動を進めていく中で、大きな糧になっています。

 

営業、メリットとデメリット、安売りしない、達成欲、世の中にいいことがしたいという仕事価値観など。でも、逆にビジネスをやろうと思って、うまくいかないこともたくさんありました。それでも、諦めずにやり続けてきてイマがあります。そして、これからもやり続けていきます。

 

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質問も受付ながら、お話をしました。当然ですが、みんなビジネスパーソンなので、キャンサーペアレンツの事業が気になるようで、事業やビジネス、マネタイズに関する話や、どうすれば活動のサポートができるのか、もしくは自身の営業活動でできることはないのかと、そんな有難い言葉もたくさんいただきました。

 

これからは、患者だけがんばっても、医療者だけがんばっても、病院だけでがんばっても、会社だけがんばっても、家族だけがんばっても、行政だけがんばっても、うまくいきません。いかに、みんなを巻き込んで進めていけるかどうかが大事になります。

 

そういった意味では、エンワールドのみなさんと一緒にビジネスができればいいなーと思ったり、何か協働できる道を模索しながら、その中で、より活動のこと、がんのこととを知ってもらえるのではないかと考えています。

 

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東京での開催となりましたが、各地から遠隔で参加している方もいて、多くの方にご参加いただきました。みなさま、本当にありがとうございます。

 

参加された方からの感想

西口さんと同じ境遇の方から、昨日のようなセミナーを受ける事はおそらく今後一生ない事だと思います。非常に貴重な体験と話を聞く事ができました。

 

非常に心を震わせられるお話でした。意志の力の強さを改めて考えさせられました。重いテーマにもかかわらず、西口さんの人柄や話し方のおかげで終始楽しく聞くことができました。

 

何よりも前向きに物事を進めること、やるとおもったら即やる、病気と闘う中でこのような強い意志を持っていることに非常に感心しましたし、マインドというところで非常に勉強させて頂きました。

 

みなさんにとって、良い機会になったようで嬉しかったです。

このような機会があれば、どこでも出かけていきますので、よろしくお願いいたします。

 

 

 

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小学校で、がんの授業!

今年度も、がんの授業がスタート。

様々な地域の小学校、中学校、高校での授業を担当させていただきます。

 

最初の授業は、小学6年生向けの授業でした。

 

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インフルエンザが猛威を振るう中でも、みんな元気に出席してくれました。

 

 

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私の話だけでなく、みんなで話し合いをしてもらいました。大切な人ががんになったら、どうする?というテーマ。そこで出てきた意見。

 

 

 

1時間という短い時間でしたが、みんなが積極的に参加してくれて、質問もたくさん出て、いろんな意見を出してくれて、本当に嬉しかったです。

 

こどもたちが、今回の話を家に持ち帰って、話をしてくれると約束してくれました。こうして、少しずつでも、がんのこと、生きること、健康のこと、死ぬこと、そんなことを家庭で話をするような土台ができたらなと考えています。

 

なかなか、ことが起こってからでは話はしにくくなるので、ことが起こる前に話し合っておくことは大事です。それは、僕の反省でもあります。

 

これからも、こどもへの語りかけ、働きかけは、続けていきます!!

 

 

 

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【お礼】「ママのバレッタ」出版感謝の集い

2019年1月19日(土)に開催された「ママのバレッタ」出版感謝の集い

たくさんの方にお越しいただき、みなさんとともにステキな時間を過ごすことができました。ご参加いただきましたみなさん、これまで関わっていただきましたみなさん、平素サポートくださっているみなさん、キャンサーペアレンツに関わってくれてるみなさんに、お礼を申し上げます。ありがとうございます。

 

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キャンサーペアレンツえほんプロジェクト第一弾「ママのバレッタ」の出版を記念して、お披露目とあわせて、これまで関わっていただいたみなさんへの感謝の場を設けたいと思い、イベントを開催することにいたしました。

★「ママのバレッタ」生活の医療社★
http://peoples-med.com/mamas-barrette/

◎アマゾンにて販売中◎
http://amzn.asia/d/9a94A17

【各メディアでも、紹介されています】
NHK「おはよう日本」、NHK「あさイチ」、中京テレビ「キャッチ!」、ラジオNIKKEI「大人のラヂオ」、NIKKEI STYLE(日経Gooday)、がん情報サイト「オンコロ」など

【イベント詳細】
・会場:シュビア赤坂(東京都港区赤坂2-14-5 Daiwa赤坂ビル)
・日時:2019年1月19日(土)13時~16時
・対象:どなたでも参加できます。お子様と一緒にでもOKです。
・参加費:3,000円、小・中学生1,000円、未就学児は無料(食事付き、ドリンク飲み放題)
※セッション共催:アッヴィ合同会社
※協賛:ライフネット生命保険株式会社、エーザイ株式会社

~プログラム~

■サプライズゲストからのビデオメッセージ
■キャンサーペアレンツの新プロジェクト発表
■セッション「絵本をつくったおかあさんの話」(共催:アッヴィ合同会社)
「ママのバレッタ」「すずちゃんののうみそ」作者による対談を通じて、病気と障がいという立場は異なる作者のそれぞれ経験や思いを共有することで、新しいきづきや生き方のヒントを得よう!

<内容>
・「ママのバレッタ」「すずちゃんののうみそ」絵本の読み聞かせ
・作者による対談、質疑応答

※竹山美奈子さん(「すずちゃんののうみそ」作者)
大阪府堺市出身、三島市在住。自閉症をもつ娘すずちゃんのことを保育園のお友だちにわかるよう紙芝居にして自費出版。それが出版社の目に留まり、2018年1月に岩崎書店から絵本化された。編集・宣伝職の経験を生かし、在宅で執筆やデザインをしている。

※たなかさとこさん(「ママのバレッタ」作者)
岐阜県大垣市出身、京都市在住。キャンサーペアレンツ会員。2009年、娘が4歳の時に大腸がんステージ4(肝転移肺転移)を告知されるも、手術と抗がん剤治療を経て現在寛解。2017年4月キャンサーペアレンツえほんプロジェクトに参加。「がん経験者だからこそ作れる絵本を」との思いを込め、抗がん剤の副作用である脱毛をテーマにした絵本「ママのバレッタ」を製作。

■お子さん向けワークイベント
■サイン入り絵本の即売会 
などなど

皆様のご参加をお待ちしております!!


【謝辞】
本書の出版にあたりまして、ご指導ご支援をいただきました以下の方々に、心より感謝いたします。

大沢かおり氏(NPO法人 Hope Tree 代表)
小澤美和先生(小児科医)
可知健太氏(がん情報サイト「オンコロ」)
小林真理子先生(臨床心理士)
塩森恵子先生(漫画家)
福岡奈津美氏(NPO法人がんノート)
藤原ゆみこ氏(日本画家)
保坂隆先生(精神腫瘍科医)
真部淳先生(小児科医)
宮西達也先生(絵本作家)


★キャンサーペアレンツ『えほんプロジェクト』★
キャンサーペアレンツ会員のみなさんが自らで立ち上げたプロジェクト。がんを経験をしたみなさんだからこそ、「こどもに伝えるときに苦労した」「これでよかったのか不安」などの想いがあった。
そんなときに、こどもと一緒に理解できる絵本があればよかったのに・・・。しかし、そのような絵本は残念ながらありませんでした。
それであれば、自分たちで、自分たちが納得のいく絵本をつくればいいじゃないかと、有志で集まり、プロジェクトを立ち上げました。それが、「えほんプロジェクト」です。
試作してみては、やり直し。なかなか納得いくものはできません。絵はどうするのか?色はどうするのか?印刷はどうするのか?自費出版?いやいや商業出版?いろんな試行錯誤がありました。最終的には、自分たちで考えたストーリーに、自分たちで絵を描き、自分たちで色をつけ、自分たちで出版社を探しました。もちろん、みなさん絵本つくりの素人です。そして、子育て、仕事、もちろんがんの治療もあります。途中、プロジェクトメンバーの旅立ちもありました。出版社もなかなか決まりませんでした。たくさんのダメ出しもありました。それでも、絶対に諦めずに進めてきました。
そして、第一弾となる「ママのバレッタ」が商業出版として、多くの方へ届けることができるようになりました。そして、この想いは第二弾、第三弾へと続いていきます。

 

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ステキなウェルカムボード。みなさんを出迎えます。

 

 

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えほんプロジェクトメンバーであるナオさん。あの世(こっち支部)から、お祝いのお花が!

 

 

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いろいろサポートしてくれているがんノートのみなさんからも。

 

 

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準備から受付まで、すべてえほんプロジェクトメンバーが中心となって行いました。

 

 

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乾杯の挨拶は、えほんプロジェクトメンバーを、出版社につないでいただき、様々なサポートをしていただいた、がん情報サイト「オンコロ」の責任者である可知健太さんから。

 

 

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お料理ももりだくさん!

 

 

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忙しい合間を縫って参加いただいた、押川勝太郎先生からも、ありがたいコメントをいただきました。

 

 

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えほんプロジェクトメンバーからの挨拶。この世にいるメンバーと、あの世にいるメンバーは、スライドにて。

 

 

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あやしょこうさん、にじさん、りっちさん、ナオさん、yskさん。あっち側にいるメンバーを見つめる。

 

 

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相談にのっていただいた塩森恵子さん。週刊「マーガレット」で数多くの連載をもっていた、日本を代表する漫画家の一人。じつは塩森さんは、プロジェクトメンバーの叔母さんというミラクル!

 

 

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利用できる助成金を教えていただいた、がんノート福岡奈津美さん。そのお金があったからこそ、サンプル版を印刷することができ、営業ができ、結果的に出版につなげることができました。

 

 

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日本画家の藤原ゆみこさん。数多くの作品をてがけられる中で、絵本に関する相談にのっていただきました。商業出版の難しさも教えていただきました。

 

 

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会場内では、「ママのバレッタ」の即売会も実施しました。手作りのPOPが、彩を与えてくれました。

 

 

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奥にキッズコーナー。たくさんのこどもが、とても楽しんでくれた。「次はいつ?」って聞いてくれて、うれしかった。

 

 

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僕の話は誰も聞いてないものの、その後に流れたビデオメッセージは、みんながスクリーンに釘付けに。

 

最初は、宮西達也さん。絵本と聞いて、知らない人はいない。その宮西さんからのメッセージ。お忙しい中時間を割いていただき、ありがとうございました。ギャラリーにも、「ママのバレッタ」を置いていただいています。

www.facebook.com

 

そして、サイコオンコロジー(精神腫瘍学)の第一人者である保坂隆先生からのお祝いメッセージ。

psycho-oncology-clinic.com

 

そしてそして、元読売テレビアナウンサーの清水健さん。温かいメッセージを送っていただきました。

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ameblo.jp

 

 

プロジェクトメンバーが生前に残したメッセージも。絵本にかける想いが語られていました。

 

 

 

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「ママのバレッタ」の出版社である生活の医療社秋元麦踏さんから。

 

 

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メインのトークセッション。作者であるたなかさとこさんと、司会を務めていただいた石森恵美さん。ストーリーや絵についてはもちろん、お父さんがなぜ出てこないのか?などの素朴な質問への回答も。

(「すずちゃんののうみそ」の竹山美奈子さんは、お子さんがインフルエンザでご欠席となったため、恵美の部屋へと企画を変更いたしました)

 

 

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そして、えほんプロジェクトメンバーのご家族が、ママのバレッタを読んでくれました。

 

 

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今回のイベントをサポートしていただいた、アッヴィ社向井陽美さん。いつもありがとうございます!

 

 

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えほんプロジェクトに続く、次なるプロジェクト。ミュージック同好会。その出し物として、みんなでダンス。しっかり練習して、披露してくれました。

 

 

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ダンスの後は、アンパンマンマーチをみんなで。

 

 

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それぞれの楽器で。かぶり物もいいですね。

 

 

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アンパンマン登場!!よく見ると・・・

 

 

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おじさんでした!

 

 

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もうひとつのプロジェクトは、挑戦記インタビュープロジェクト。キャンサーペアレンツのみなさんが、キャンサーペアレンツのみなさんにインタビューをして、みなさんに勇気を与えたいと考えたもの。それを率いるのは、花木裕介さん。

 

 

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フィナーレには、こどもたちが上からクラッカーをパン!会場が拍手に包まれました。

 

 

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最後はみんなで!先に帰られた方もいましたが、こう見ると、本当にたくさんにお越しいただけたんだなーと思います。

 

 

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「ママのバレッタ」は、まだ生まれたばかり。これから、みなさんとともに、育てていきたいと考えています。

 

★「ママのバレッタ」生活の医療社★

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本当にありがとうございました。

感謝、感謝、感謝。本当の意味で、感謝の集いになりました。

 

第二弾も進めていますので、これからもご支援をお願いいたします!!

 

 

 

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がんサバイバーシップ研究成果発表会

平成30年度のがんサバイバーシップ研究成果発表会が、1月18日(金)に開催されました。もちろん、私が発表したわけではなく、様々な方が様々なテーマで研究をされておられ、その成果を発表されていました。

 

わたしは、第二部のセミナー「親の私ががんになったとき~知りたい!子どものサポート」というテーマで、お話をさせていただきました。

 

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埼玉県立大学の飯岡先生からは、子育て世代のがん患者さんの実態や、研究の状況などをまとめてお話いただきました。また、早稲田大学の鈴木先生から、キャンサーペアレンツも協力をさせていただいた、がんになったお母さんとお子さんとの関係性に関する研究のサマリーを。そして、ホープツリーの大沢さんからは、がんになった親をもつこどもの支援として、ホープツリーの活動をご紹介されました。

 

私からは、私自身のがん体験とキャンサーペアレンツの活動について、簡単にお話させていただきました。唯一と言っていいぐらい、医療者や研究者ではない人が壇上に上がったので、まったく違うトーンで、違う角度から、当事者目線で、関西弁も交えてお話しました。

 

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腰に手をあててエラそうに話をしているわけではなく、ポケットからスマホを取り出そうとしているところです。

 

まだまだ、キャンサーペアレンツの認知は低く、もっともっと知っていただけるように頑張らないといけないと感じるのと同時に、地方から参加されている方の中には、知っていただけている方もいて、驚きました。

 

都心はもちろんですが、地方に行けば行くほど、子育て世代のがん患者さんが同じ境遇の方と出会うことは、とても難しくなります。そういった方には特に、知っていただいて、孤独じゃない、一人じゃないということを感じていただきたいと考えています。

 

サービスとしてはまだまだ改善の余地がありますが、ぜひ、キャンサーペアレンツを認知してもらうために、ご協力をお願いいたします。

 

Facebookへの「いいね!」twitterのフォローチラシも必要に応じてお送りします。

 

よろしくお願いいたします!

 

 

 

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治験はじめて、最初のCT検査

昨年末から治験をスタートしました。それに伴い、転院も経験しました。

その治験の効果をはかるために、最初のCT検査をやってきました。結果、やる前を変化はなく(なさそう)、治験を継続することになりました。

良かったのかはわかりませんが、悪くはなかったので、まあ一安心です。

 

まず、採血をするわけですが、看護師さんが左腕を見ながら怪訝そうな顔をしているので(こういうのは、たいがい失敗する)、右腕をすすめる。すると、じゃ右腕をとなり、右腕を台に置く。毎回同じ位置からとっているので、その痕が残っている場所を指だし「ここでもいいですか?」とのことで、コクリを頷く。

 

その後、心電図。これは待っている人もいなくて、針も刺さないので、あっさりと終了。ちょっとヒンヤリするぐらいで。

 

そして、CT検査。検査時間が少し長いし、台数も限られているので、待ち時間が長い。前回のCT検査の待ち時間は2時間。それを覚悟してきたわけで、スマホゲームと本を持参した。しかし、あっさりと呼ばれて、ラッキー。私より先に来て待ってる人の目線が怖くて、一切周りを見ずに入室。

 

個室で準備。鍵をロック。造影剤を入れるための針を刺す。これは、すぐ抜くことを前提に、採血と同じ位置で。点滴が続くようならここには刺せないが、一瞬なのでラク。個室から検査室に呼ばれて、移動。台に上に寝転がって。造影剤を投入すると、グワグワくる。熱くなる。おもらし感覚。何度か息をとめて、終了。

 

そして、ココからが長かった。

 

あとは診察のみだったんですが、3連休の週ということもあり、外来の待合室は座れないぐらいごった返していて、もうやばい。結果、診察まで2時間待ち。例のごとく、診察は5分。

 

会計も人でごった返していて、40分まち。そして、院内処方の治験薬もそれからさらに15分待ち。結果、病院に入って出るまで、4時間半でした。。。

 

おかげさまで、通院後に予定していた打ち合わせに、遅刻してしまいました。申し訳ありませんでした。

 

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副作用として、軽い吐き気肌のかゆみ色素沈着などがある。どれも大きなものではなく、乗り切っていけそうだと感じる。でも、続けていくとひどくなるかもという不安はある。こんなもので負けてられない。

 

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病院への文句

wi-fi が弱すぎて、使えない(入っているだけマシかも)。

・待ち時間ながすぎて、スマホの電源すぐなくなる。電源用意してほしい

・テレビさえ流してれば、待ち時間過ごせると思っている考えをかえてほしい。

 

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こんな感じで最初の通院となったわけですが、いろいろと気付きのあった一日でした。とにかく、悪くなってなくて、ひと安心。よかった。

 

そして、今週末は、絵本出版記念のイベント。ようやく開催できる。準備をすすめてきたので、楽しみ!

mama-barretta.peatix.com

 

 

 

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毎日新聞「がん大国白書」

毎日新聞の「がん大国白書」というシリーズの中で取材をいただき、1月9日(水)の朝刊で掲載されました。

 

写真は、昨年9月にグリーンルーペでキックオフイベントを実施したときのもの。

greenloupe.org

 

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mainichi.jp

 

がん治療と仕事の両立に向けては、様々な課題があるのは事実です。簡単に解決できるものはなく、潜在的な意識の中に「がん」という病気のもつイメージが影響していることも多々あります。

 

その中であえて私が言い続けているのは、がんになってからこの問題が生じるのではなく、がんになる前からの問題だということです。

 

本人のキャリアや仕事観の理解、会社のビジョン、理念の浸透。従業員に対するスタンスとともに、従業員の会社や組織へのエンゲージメント。そして、当事者間に信頼関係があるのかどうか。安心して働くことができる環境なのかどうか。お互い様という風土を作れているのかどうか。

 

そんなことを普段から議論したり、会話したり、対話することで、この問題解決に一歩近づくのかもしれません。

 

私自身もイチ当事者として、権利を主張するだけでなく、お互いに歩み寄っていけるような、そんな意見をしていきたいと考えています。

 

 

 

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NHKWORLD で「#ママのバレッタ」グローバルデビュー!

1月10日(木)NHKWORLDの放送で、ある家族の話と、「#ママのバレッタ」が紹介されました。

 

キャンサーペアレンツ会員である関さんと、そのご家族。そして、えほんプロジェクトで制作した「ママのバレッタ」の紹介も。作者である、たなかさとこさんのお話や、読み聞かせ、プロジェクトメンバーの打ち合わせのシーンなど、キャンサーペアレンツの活動を凝縮したような内容でした。

 

そしてこれが、NHKWORLDで、グローバルに配信されたわけです。

いやぁ、感慨深いものがありますね。

 

ご協力をいただきましたみなさん、本当にありがとうございます。

また、NHK松山支局の高橋さんに感謝申し上げます。ありがとうございます。

 

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タイトルは、『Parents and Children Living with Cancer』

 

 

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がんを患うお父さんと、その家族に密着したお話。

 

 

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キャンサーペアレンツで調査した内容もご紹介いただきました。こどもに伝える際に、心配であるポイントは・・・

Adversely affects mental health(精神的に悪影響を与えるかもしれない)63%

Unsure how detailed to be(どこまで詳細に伝えていいのかわからない)42%

 

 

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えほんプロジェクトのミーティング風景。

 

 

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この取材のときにはまだ出版されておらず、試作版のみでした。

 

 

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作者のたなかさとこ(Satoko Tanaka)さん。

 

 

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関さんから、お子さんへの「ママのバレッタ」を読み聞かせ。パパも髪の毛が抜けちゃって・・・。でもパパは髪の毛ちょっとあるよと。

 

 

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結婚記念日には、必ず訪れるという結婚式をあげた会場。毎年ここに来ることを目標に頑張っている。関さん、応援しています!

 

 

すぐに見れなくなってしまうそうですが、動画があります。

www3.nhk.or.jp

 

こうして、少しでもキャンサーペアレンツのこと、えほん「ママのバレッタ」のこと、そして、子育て世代のがん患者の状況を知ってもらうことは、とてもありがたいことです。

 

キャンサーペアレンツの活動として、大切にしていることは、患者さん自らが、自身の体験を、情報として発信することです。それが、社会へのがんに対する理解を広げ、様々ながんを取り巻く環境を改善するきっかけになる。そして、その情報発信そのものが、社会のためになるという想いから、患者さんご自身の生きるチカラになると信じています。

 

こうして、多様なメディアの協力をいただきながら、これからも様々な角度から情報を発信していきたいと考えています。

 

 

 

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NTTドコモ関西支社へ!

少し時間が経過してしまいましたが、昨年末、NTTドコモ関西支社で行われた、がん治療と仕事の両立に関する、管理者向けの講習にお声がけいただき、お話をさせていただきました。

 

部署横断でダイバーシティ推進を進めている中で、今回のテーマがコレでした。ずいぶんと前から企画をされていて、運営の方はもちろん、参加されている方々も非常に積極的に参加されていて、スゴイなと感じました。

 

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私のつたない話にも耳を傾けてくれました。管理者の方ばかりなので、ちょっと緊張しましたが、何度か笑ってもいただけました。

 

 

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私の話よりもメインは、みなさんが私の話を受けて、もしくはこれまでの経験やイメージなどを踏まえてのディスカッション。こんなスライドを出して、みなさんで話し合っていただきました。

 

 

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15分という時間をとりましたが、それでは足りないぐらい熱く話をされていました。その後、「自分が」「同僚が」チームに分かれて話をしていただいた内容を、みなさんにシェアいただきました。

 

 

私の話だけでなく、保健師の先生からのお話や、労務の方から実際の制度のお話など、中身の濃い時間でした。

 

感じたのは、話し合うきっかけがあれば、関心のあるテーマであるということです。どうしても、がんに罹患した社員が出てきてから、あわてて議論をするのはおかしいし、とは言え、何もないときに、どんなきっかけで話をすればいいのかわからない。

こんな人や組織が多いような気がします。

 

だからこそ、定期的に、避難訓練のように、場をつくることが大切だと感じます。目の前の業務から少し離れて、部署内で会話をする。すると、理解が進むかもしれないし、制度や風土に関して意見が出るかもしれない。自身ががんになったときに、こんなことを会話できる職場なら安心できるかもしれない。同僚ががんになったとき、あわてずに接することができるかもしれない。

 

避難訓練は、いくらやっても、実際の災いが起きたときにはその通りにはいきませんでも、やっていると、必ずや助かる人が増えるものです。

 

そういった意味では、様々な会社や組織、自身のリスクに対して、日ごろから話し合っておくことは、とても大事だと思います。

 

そんなことを言いながら、自身の死というものについて、なかなか家族との間で避難訓練できていないので、エラそうなことは言えません・・・。

 

 

 

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お正月

毎年のように、何の変わり映えのない、お正月を迎えることができました。

心から、「あけましておめでとうございます」です。

 

大阪の実家に戻り、こどもたちがはしゃぎまわり、公園に遊びに行けば静けさが戻り、帰ってくればまたドタバタ。とにかくハイテンションなこどもたちを見ながら、こんなお正月がずっと続けばいいのにと、願っている自分がいました。

もしかすると病気にならなければ、そんな風には考えず、退屈だなーとか、今年は帰らないとか、そうなっていたかもしれません。

 

それにしても、まったりした正月となりました。

 

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年末に恒例となっていたお餅。家の餅つき機が壊れ、あえなく炊飯器でもち米を炊き、ベチャベチャな状態ですりこぎでモチモチ。異様な柔らかさのお餅になりました。



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おせち。手作りのものあるが、毎年、作るのに疲れてきて、購入したものが増えてきている。じいじ、ばあばが作らなければ、誰も作れない・・・。

 

 

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おせちを食べた後は、みんなで書初め大会。希望、希望の朝、決意、元気な子などをこどもたちが書くなか、ぼくは・・・

 

 

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むすめの漢字を一字。2019年も、むすめとともに、家族とともに、仕事も治療も、楽しいこともツライことも、関わってくれる皆さんと楽しんでいこうという想いを込めて。

 

 

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そして、近所の八幡宮へ初詣へ。普段はほとんと人がいない場所も、初詣にはたくさんの人が来ます。この行列は、参拝を待つ列ですが、これには並ばずに、裏技を使って瞬時に参拝をしています。

 

 

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おみくじは、「吉」。まぁ、ぼちぼちで、良しとしましょう。

 

ありきたりな正月を過ごすことができて、心も体もリフレッシュできました。

2019年も、走り続けていきますので、よろしくお願いいたします。

 

 

 

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